終末時計でも手薄な!?ゲノムテクノロジー ~盲目にならない~

第496回:『 終末時計でも手薄な!?ゲノムテクノロジー ~盲目にならない~ 』

【 その他参照ワード:クリスパー・キャス9、デザイナーベビー、ナノポアシークエンサー、キメラ、優生保護・優生学思想 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

前回のTOPICS『 Chat GPTやAI(人工知能)から「人間&自分」を想い出す 』では冒頭に《 終末時計 を取り上げていましたので、最初に少しだけ改めて眺めます!

 

【 終末時計とは 】

米国の原子力科学者会報が定期的に発表しているもので、先日に発表された終末時計は残り「90秒」となり1947年の創設以来、昨年と同様に「最短」となりました。

元々は終末時計で勘案されているのは核戦争などでした。

時代と共に気候変動などが追加される変遷も含め、特に今回の発表では「AI(人工知能)の開発加速に関して安全性の担保が取れていない《 アンバランス 》が加味された結果」という内容に留(とど)まっているのがテレビ等での報道やネットニュースでは多かったです。

ただ、この会報では声明の最後に次の事もコメントしています、、、

 

【 地球上の誰もが、核兵器、気候変動、生命科学の進歩、破壊的テクノロジー、世界の情報エコシステムの広範な腐敗による地球規模の大惨事の可能性を減らすことに関心を持っている。 脅威に対処するのは共通の脅威には共通の行動が必要だという共通の信念のもとに協力する指導者と国家の任務である。 】

 

そこで、私が『 留(とど)まっている 』とコメントした点に、気づきましたでしょうか、、、

つまり、今回の終末時計に関する報道の多くでは《 生命科学の進歩 》の危険性には、ほとんど触れられて(報道されて)いないという点です、、、

 

 

それでは内容に入っていきますが、今回活用する素材は《 2021年 》に放映されたNHKスペシャル(NHK)『 2030 未来への分岐点(4) 「“神の領域”への挑戦 ~ゲノムテクノロジーの光と影~」 』です!

この2021年はアメリカでコロナワクチン(mRNAワクチン)の《 緊急承認(特例承認) 》が開始され、それを契機に世界的にワクチン接種の《 (積極的)推奨 》が始まった年です。

 

そして、現在ご病気等と懸命に向き合っている方々や、ご家族等におきましても、どのような手段を使ってでも病気を治したい、治して欲しい、治して上げたいとのお気持ちを、とても強く抱かれている事と思います。

このような思いも自然なもので素敵なものです。

故に、ここから紹介する内容は《 賛否 》という視点ではなく、《 推奨派 》と《 慎重派 》という視点から皆さんなりに自由に考える素材として下さい!

 

 

そして、今回はゲノムテクノロジーを活用している《 現場 》という実状(実態)と、それに《 携わっている人 》のなどを紹介していきますが、私なりに紹介する順番等は当該番組とは変えて整理していますので、ご理解とご了承をお願いします!

そして、繰り返しになりますが、ここからの内容は《 あくまで2021年(放映当時) 》のものです、、、