第67回:『 図書館戦争とニュートリノ(素粒子) ~思想も発想も「想い」は同じ~ 』
【 その他参照ワード:スーパーカミオカンデ、反物質、対消滅、思想・言論の自由 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今回のテーマの「図書館戦争」と「ニュートリノ(素粒子)」では、全く繋がりも脈絡もなく感じるかもしれませんが、何が紡ぎ出されるのか進めていきます!
「図書館戦争」(有川 浩:角川文庫)は以前のTOPICS「小説「鹿の王」」でも少し触れていますが、先日にはTVで特別版とサブ・ストーリーのドラマが放映されました。
また、来週から最新版の映画も公開される模様です。
この「図書館戦争」では「思想・言論の自由」を守ることが大きなテーマとなっています。
権力者にとって都合の悪い思想や言論は全て取り締まりの対象となってしまう、とても息苦しい世界が舞台です。
【 ニュートリノ(素粒子)とは 】
ところで、これも先日に「ニュートリノ(素粒子)」が質量を持つことを証明したノーベル物理学賞の受賞のニュースも流れていました。
「ニュートリノ(素粒子)」は私達の肉眼の目には映りませんが、私達の身の周りの至る所に溢れている物質です!
そして、この物質は1秒間に約1兆個もの数が私達の体を透過しています。
つまり、私達が意識している、意識していないに関わらず、この目に見えない物質は私達の体を常に貫通し続けているということです(笑)
そして今回の発見により、今現在通用していると思われる現代物理学の根本・前提の見直しを迫られる理論が証明されました。
つまり、従来の枠組みでは、もう捉えきれない現象が証明されたということです!
では、何がこの発見に繋がったのでしょうか???
それは、証明する以前に「このような現象もあり得るかも!?」という「発想」の転換があったのでしょう(笑)
言い換えれば「大胆な仮説」とも言えます!
そして、この「大胆な仮説」を証明する為に「スーパーカミオカンデ」という装置が作られました!
【 思想と発想の違いと共通点 】
「図書館戦争」では「思想」(を守ること)がキーワードです。
今回の「ニュートリノ(素粒子)」では「発想」がキーワードです。
では、「思想」と「発想」では違いがあるのでしょうか???
「思想」は「生き方」や「哲学」、場合によっては何か宗教的な感じや、オカルト的な響きを感じる人もいるかもしれません(笑)
一方の「発想」は「アイディア」や「着眼点」といった印象やイメージが多くなるかもしれません。
しかし、「思想」は「想い」に「思い」を馳せることです。
そして、「発想」は「想い」を「表現」することです。
思想も発想も「想い」は同じです。
つまり、「思想」が弾圧されるということは、「発想」が弾圧されるということです。
そして、自由な「思想」が認められるということは、自由な「発想」が認められるということです。
そして、自由な「発想」が認められているということが、今回のような素晴らしい「発見」に繋がったのかもしれません(笑)
そして、「発見」とは「想い」が目に「見える」形になった現象です。
つまり、「見える」という現象が「表現」されたということです。