第191回:『 一人で簡単に出来る「年齢退行(インナーチャイルド)療法」 ~全ての催眠は自己催眠という基本~ 』
【 その他参照ワード:ヒプノセラピー、催眠療法、セルフセラピー、内なる子ども、ISE、SSE 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
3月に入りましたが、これから1ケ月程の間は引っ越し、転勤、職場等での配置転換、入学、就職などのように環境や状況における変化が多くなる時期です。
そして、このように新たな変化が起こる時には、適応していこうと新たな何かを身に付けたり、あるいは、今まで忘れていた出来事などがフト思い出されたりするキッカケとなり得ます。
ところで、「年齢退行(インナーチャイルド)療法」というのはヒプノセラピー(催眠療法)の一手法です。
S.Light.Mではヒプノセラピスト認定講座も開講していますが、「年齢退行(インナーチャイルド)療法」は第5、6、7日目に扱い、3日間を掛けて学んでいく内容になっています。
そして、全10日間の講座を終えた方々の感想としては、
同じ退行系の「前世療法」よりも、この「年齢退行(インナーチャイルド)療法」の方が難しかった
との見解が圧倒的に多いです。
とは言うものの、内容的に難しい訳ではなく、実際の一連のセラピーとして行う際には「手順が多い」という点で、慣れない内は難しく感じる!?という感想も一致しています(笑)
そして、その次に学ぶ「前世療法」はとても簡単に感じる!!!という見解も大方一致します(笑)
そこで、今回は敢えて「一人で簡単に出来る」というテーマにしていますが、何故それが可能で、そして、何故効果もあるのか、という点も含め私の実話を交えて皆さんも簡単に出来る内容をお伝えしていきます!
【 ヒプノセラピー(催眠療法)の3つのポイント】
では、実話を紹介する前に何故それが(一人で簡単に出来るのが)可能かという点ですが、ヒプノセラピスト認定講座では最初に3つの簡単、かつ、とても大切な点を伝え、その3つを様々な視点から繰り返し教えていきますが、この3つが理解出来ればヒプノセラピーの大方を理解出来、かつ、自信を持ってセラピーを行う事が出来る!!!という実感を持てるように進めています。
そこで、その3つを簡単にお伝えします!
まず、1つ目の催眠の大原則として、
全ての催眠は自己催眠
というのがあります。
これは、催眠とは他者から掛けられるものではなく、自らが自然と催眠に入っていく過程であるという点です。
つまり、催眠とは他者から強制的に入れられるものではなく、自らの選択と決断で、自らが催眠に入っていくセラピ-です。
故にヒプノセラピストと言えども、誰かを無理矢理催眠に入れる事は出来ませんし、当然ながら誰かをコントロールする事なども出来ません。
勿論、それが仮に可能だとしても、倫理的にも行ってはならないというのが大前提です(笑)
そして2つ目は、
催眠とは自由なものである(形に捕らわれないもの)
という点です。
これは、
「これをすれば必ず催眠に入れる」というものは存在せず
逆に、
「催眠に誘導するには、これをしなければならない」というのも存在しない
という意味です。
そして、今回のテーマのキーポイントとなるのが3つ目の、