もう一つの顔&裏の顔はネガティブ??? ~フランケンシュタインから~

第409回:『 もう一つの顔&裏の顔はネガティブ??? ~フランケンシュタインから~ 』
【 参照キーワード:フランケンシュタイン、もう一つの顔、裏の顔、人種差別、フェミニズム運動、内密出産、赤ちゃんポスト 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

今回は「もう一つの顔&裏の顔はネガティブ??? ~フランケンシュタインから~」とのテーマをお届け致しますが、先日の4月30日のTOPICSでは藤子不二雄(氏)も取り上げたりしておりましたが、やはり私にとってはフランケンシュタインと聞くと、漫画の怪物くんにおけるドラキュラとオオカミ男とのトリオ?三位一体?の「イメージ」をどうしても抱いてしまいます(笑)

そして、フランケンシュタインに関しては、その「存在」はほとんどの皆さんがご存じであるかと思われますが、おそらくその容姿やイメージに関しても多くの方の中で、かなりの「共通項」がある事と思います!

 

ところで、フランケンシュタインは身長2.4メートルの大男(人造人間)とされていますが、フランケンシュタインとは、そのような怪物!?を生み出した科学者の名前です!
つまり、ここから素材を活用してお届けして参りますが、その際には怪物とフランケンシュタインは違う!!!との点を先に頭に入れてお読み下さい!
でないと、混乱してしまうかもしれませんので!?(笑)

では、内容に入って参りますが、今回活用する素材は『 ダークサイドミステリー 』(NHK BSプレミアム)という番組における《 「フランケンシュタイン」誕生 “19歳の母”が生んだ無限の魅力 》の回からになります。

 

ところで、先程は『 おそらくその容姿やイメージに関しても多くの方の中で、かなりの「共通項」がある事と思います! 』とのコメントも致しましたが、私達の多くがよくイメージするフランケンシュタインの姿は、1931年にアメリカで公開された映画『 フランケンシュタイン 』に由来しているとも言われます。
この映画では、怪物を演じた俳優のボリス・カーロフ氏は強面(こわもて)で目力の強さなどを売りにしていた個性派であり、首に電気を流す際に使われたであろうとのイメージを強烈にする為に、首などに名残のボルトを付けるなど、4時間にも及ぶ特殊メークを施して撮影されました。

 

が、しかし、約200年前に描かれた原作(1831年の第3版)のフランケンシュタインにおける挿絵では、怪物は黒く光り流れるようなロン毛、真っ白な歯、マッスルボディ(いわゆるマッチョ)、運動神経抜群、あっという間にフランス語をゼロからマスターし名作の数々を読破するなど、いわゆる「文武両道」のお手本のような存在として描かれていました。
言わば、このようなポジティブな面も含め、人間を越えた超人として描かれていたとの事です。

そして、原作者は執筆当時19歳であったメアリー・シェリーという女性であり、この小説『 フランケンシュタイン あるいは現代のプロメテウス 』の初版は1818年に発行されますが、作者が女性では本が売れないとの理由で5年間は彼女の名前は伏されて(隠されて)いました。
ちなみに、小説は当時においても好評を得ていましたが、今で言う所のB級、あるいはC級娯楽作品とも言えるような評価であったそうです。

しかし、近年ではメアリーに関する研究が進むにつれ《 多種多様な読み解きが出来る奥の深い名作 》との再評価をされて来ているそうです、、、

 

メアリーは1797年にイギリスのロンドンに生まれます。
両親も歴史に残る思想家であり、父(ウィリアム・ゴドウィン)は当時の政府を批判し大衆から支持を得た作家かつ政治評論家であり、母(メアリー・ウルストンクラフト)は女性の権利を訴えたフェミニズム(運動)の先駆者でした。
このような家庭(養育)環境もあり、メアリーは様々な言語を習得するなど、当時においてもかなりの知性や知識や教養を兼ね備えた人物でした。

このようなメアリーですが、彼女には《 もう一つの顔がある 》と言われており、それが今で言う所のオカルト系のようなゴシック小説が大好きで、自分でも幽霊(怪談)話を描くほど迄にハマっていたとの面(もう一つの顔)を指しているそうです。

そして彼女が18歳の頃には、遺体に電流を流すと目が開いたり手足が動くなどの最新の科学実験が盛んに行われ、生命の謎を解き明かす試みが頻繁に行われていたという時代や社会背景がありました。

 

このようなメアリーの背景などが元になって生み出された『 フランケンシュタイン 』ではありますが、実は、この作品は《 女・母・娘 》の物語であるとも言われているそうです、、、