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あなたの憧れの人も・・・人の子?

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

4月になり、新年度の季節に入りました。
人生における切り替えというのは本来は日々、いつでも、どこでも可能ですが、新年度という季節の移り変わりの時期においてもよく意識が向けられる事もあるかと思われます。
そこで今回は「あなたの憧れの人も・・・人の子?」というテ-マでお届け致します。

 

ところで、皆さんにも「憧れの人」はいらっしゃるでしょうか?
歴史上の偉人でも、スポ-ツ選手でも、あるいは、身近な誰かでも構いませんが、それなりの影響を受けてきた存在の人というのは、多かれ少なかれいらっしゃるかと思います。

私はこのTOPICSにおいても幾度かジャッキ-・チェンの話題も取り上げています。
ジャッキ-・チェンは私が小さい頃にスクリ-ン上で観ていた人ですが、私にとっては、どちらかと言えば「憧れの人」というよりも「ヒ-ロ-」的な存在かもしれません。
今でも何回も過去の映画を観たりしていますし、今だに何かしらの勇気などを貰ったりもしています。

 

そして、数年前に「ジャッキ-・チェン自伝 永遠の少年」(著:ジャッキ-・チェン、朱墨 訳:鄭重 発:楓書店、ダイヤモンド社)という本が出版されました。
結構分厚い本ですが、発売に先駆けて予約をし、これも何度か読み返したりしています。

この本は現在までのジャッキ-・チェンの人生を辿る内容ですが、ジャッキ-・チェンは読み書きがあまり出来ないため、インタビュ-形式のものを書き下ろしたものになっています。
そして、この本の内容から幾つかのトピックをご紹介していきます。
なお、ご紹介する際は、『  』の箇所はジャッキ-・チェン本人の口から語られた原文通りとし、「・・・」は内容とはあまり関係ないものとして中略しております。

そして、ひとまず、何を感じるかを意識しながらトピックを眺めてみて下さい・・・

 

◎多動症(多動症とは「ADHD(注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害)」と言われているもので、敢えて簡単に表現すると「落ち着きのなさ」と捉えてみて下さい)

→『当時は・・・学校に行きたくないとばかり考えて、校門に入っただけで気が滅入った。それに多動症だったから、授業中はいつも退屈で、先生の言っていることはまるで聞いてなくて、頭は別のどこかに行っていた。』

 

◎喧嘩(小さい頃から喧嘩は数え切れない位していましたが、これは17,8歳頃の出来事だそうです)

→『・・・相手の七人はもう全員倒れている。終わってみると、人を殴ったせいで手も足も痛かった。相手が死んでいないか、さっと確認してから、慌てて逃げた。怖かったのもあるし、走りながら震えていた。・・・当時は・・・怯えていた。人を殴り殺したんじゃないかと心配したが、幸い、次の日の新聞には何も出ていなかった。』

 

◎字の読み書き

→『クレジットカ-ドを使う習慣がない。ほとんど学がないから、昔はサインもできず、カ-ドがあっても使えなかったからだ。昔はクレジットカ-ドを使うときは、今のように簡単にサインをすればいいわけでなく、長い表を埋めなければならず、名前とか住所とか様々な情報を英語で書かないといけなかったから、見ただけで怖じ気づいた。』

→『有名になると、ファンのためにサインをする必要も出てきた。・・・(英語名はアルファベット26文字だから大丈夫だが)中国では困ったことになる。相手が自分の名前を書いてくれと言ってくると、どういう字を書くのかと聞く。で、教えてくれても、だいたい書けないから、向こうは部首とかで説明してくる。それでもよく分からないので、けっきょくは一度書いてもらって、それをそっくりそのまま写すことになる。・・・これはすごく恥ずかしい。』

 

◎買い物中毒・お酒・ギャンブル

→『ある日・・・時計店に入り・・・入るなり「これが一番高いやつか?ダイヤが一番多いのか?じゃ七つくれ。包まなくていい!おい、金払え!」と言うとすぐに身を翻して出ていく。一週間、日替わりで付け替え、・・・友達を食事に誘い出して、会うなりわざとらしく袖をまくり上げては見せつける。』

→『毎日のように飲酒運転をし、朝はポルシェをぶつけ、晩はベンツをぶつける。いつでも頭はくらくらしている。』

→『最初にスタントマンになったときは、一日五ドルの稼ぎで、しばらくしたら三十五ドルに上がった。汗を流して血を流してそれっぽっちの金を稼ぐと、ギャンブルに乗じた。三十ドル勝てば六十ドル賭け、六十勝てば百賭ける。だけど、結局は負けるから、貧乏神がつきまとっているのかと思った。ときどきいっきに三百ドルあまり、つまり十日分の給料を負けたりするから、そういうときはとくにしょげていた。』

 

◎恐怖心
→『昔から、何よりも怖いのは注射だ。・・・注射器の針を見ただけでぞっとする。・・・(ある映画の撮影で怪我をした際に)看護師がやってきたとき、注射器の針を見ただけでたじろぎ、腹這いのまま、ベッドを押して逃げ回った。・・・(看護師が)まだ針を刺していないのに、僕はもう喚き始めた。それを聞き付けて、周りに人が集まったが、大の男がたかが注射で喚いていると見ると、みんなあきれてしまった。』

 

◎トラウマ(映画「サンダ-ア-ム/龍兄虎弟」で頭蓋骨骨折により、手術のためのCTやMRIのような検査を経験したことから)
→『(その後も検査のためにカプセルに入れられる状況において)たぶん、この恐怖心は「サンダ-ア-ム/龍兄虎弟」で経験した怪我のせいで生まれたものだろう。あれ以来、ああいうカプセルに入れられると、必ずその時の体験を思い出す。』

 

◎臨死体験?(上記の映画での検査の最中に体験したことから)
→『ユ-ゴスラビアで脳の手術をした際は、似たようなカプセルに押し込まれて、中で頭がぼんやりして、もう一人の自分が、ゆっくりと下のほうに向けて歩いていくのが見えた。で、下のほうからは、光の束が見える。この手のことをあまり信じない方だが、その瞬間は、ほんとうに遠くから光が差してきて、自分自身が浮かび上がって、その光のほうに向かって降りていこうとしているのが見えた。同時に、別の自分が大声で、「行くな、行くんじゃねえぞ!」と叫んでいるのが聞こえた。すると、カプセルの外に出て意識も戻ったんだ。』

 

◎妄想(最近のこと)
→『最近、自分は怖がりで、妄想癖があるんじゃないかと思うようになった。いま、車で歩道橋の下を通るだけでも怖くなる。なるべく真下には停まらず、青信号だったらさっさと通りすぎていく。歩道橋が崩れ落ちてくるんじゃないかと想像してしまう。香港の海底トンネルでも、心の中で、速く速く、渋滞には絶対になるなよ、と念じている。周りの水を見ると、これが、自分の車に向かって押し寄せてきたらどうしようと妄想してしまう。』

 

◎死生観?(最近のこと)
→『このあいだ、夜眠れず、自分が八十まで生きるとしたら、あと二十年で死んでしまう、と考えて急に怖くなった。死体が埋められると、地下で虫に噛まれそうだから、絶対に火葬してもらわねばだめだ、と考える。それで、仮に、息子(30歳位)も八十まで生きるとしたら、あと五十年で、彼もいなくなっている。なんて残酷なのだろう。そんなことを考えていたら、からだが大きな火達磨のようになり、焼かれているようで、苦しくなった。慌てて起き上がり、運動をし始めた。幸い、からだを動かしていると、そういうことを考えなくなる。』

 

と、トピックのご紹介はここまでに致しましょう。
これ以外にも、皆さんも名前はご存じの方も多いと思いますが、歌手であるテレサ・テンを始めとする数々の女性遍歴や、息子が大麻使用容疑で逮捕された件などを含めた、自身の父親としてのあり方、などが語られています(なお、この本を読むようお勧めしている訳ではありません。単に私がジャッキ-・チェンが好きだから取り上げたまでですので)。

 

では、ここまでお読みになって頂いて、皆さんは何かを感じましたでしょうか?
取り上げたトピックの各項目もそれなりの捉え方は出来ますが、それに特段意味を持たせている訳ではありません。
今回のテ-マは「憧れの人」ということでした。

 

もしかしたら、ジャッキ-・チェンの良い所、賛美に値する学ぶべき点などの話題が出て来るのでは?と思った方も多いかもしれません。
しかし、ご紹介したトピックは、どちらかと言えばそのような面とは反対かもしれません。
実は、ここから先が皆さんに考えて頂きたいテ-マと結び付いていきます。

 

先ほど新年度という切り替えの季節というお話をしましたが、新しい環境や状況、あるいは、環境や状況は変わらずとも、何か新しいことを試したいと思う方もいらっしゃるかと思います。
このような、新しく仕事を覚えたり、あるいは、何かを身に付けようと思う時、

 

すでに出来ている人を真似る

 

というのは効果が上がる方法の一つでは確かにあります。
しかし、その一方で、何故かは分かりませんが不思議なことに、

 

(憧れなどの)その人自身に自分がなろうと思って行動すると、(憧れなどの)その人自身が体験したミスや苦労なども、自分も一緒に体験してしまいがちになる

 

と、よく言われたりします。
詳しくは分かりませんが、私なりに考えると、

 

時代や環境や状況が違えども、心の本質は変わらない

 

という点に答えの一つが隠されているのかもしれません。
つまり、思考パタ-ンが同じになっていくと、自然とその後に取りがちな行動も似てくるということかもしれません。
そのような意味では、ポジティブで望ましい面については、大いに真似て自分に取り込んでいければ良いかと思います。

そして、そのようなポジティブな面も含め、もし、あなたに「憧れの人」がいて、そのように自分もなっていきたいと思っているような場合には、

 

ネガティブで望ましくない体験を、あなたが経験しなくても良いように、その人から事前に学ぶ

 

という点に意識を向けてみて下さい。
そうすると、事前に学んだことにより、

 

あなたはそのような経験をする必要性がなくなっていく

ということに繋がり、

本来のあなた自身に向かって歩みを進めることが出来る

 

という方向に自然と向かっていきます。
そして、新入社員の方や転職した方、あるいは、職場内での異動などで新しく覚えなければならないことが出来た、という方もいらっしゃるかもしれません。
おそらく、「今」は一生懸命に取り組んでいることと思います。

しかし、段々と仕事に慣れていくにつれ、「緩み」が出て来るのもある意味致し方ない点もあるかもしれません。
そして、この「緩み」によるミスを、「大きなミス」に繋げず「小さなミス」で済ますには、

 

「今」行っている気持ちを持ち続ける

 

ということが大切になってきます。
よく言う「初心忘れるべからず」です。

普段から常に意識し続ける必要性もありませんし、慣れるに従って仕事の効率性も上がっていくものですが、頭の片隅に留め置くだけでも、ミスをしそうになった際にセンサ-としてあなたに教えてくれるようになります。
そこで、せっかくなので今回のテ-マである「憧れの人」、私の「ヒ-ロ-」的存在のジャッキ-・チェンからの、二つの言葉をお伝え致します。

 

『思えば、これまでの撮影でも、決まって細かいスタントでしくじる。大きめで難しいスタントの場合は、用意も周到なので、そのぶん失敗しにくい。』

(あなたがこれから仕事などを覚え、そして、様々な経験を経ていく中で)
『(あなたは)経験もあり、プロフェッショナルで、かつ相手をリスペクト(尊重)する。そうすれば、相手もこちら(あなた)をリスペクトしてくる。』

 

そして、これは私が行政書士の仕事を始める際に、とても恩のある方に教えて頂いたことですが、例えばあなたが仕事を覚える際に上司や先輩のやり方に従って進めていくことと思います。
それはそれで構わないのですが、その際には、

 

その仕事のやり方を客観的に見る・覚える

 

ということです。
つまり、上司や先輩のやり方を真似てしまおうと思う時、それは主観的な見方になってしまい、

 

良くも悪くも(その上司や先輩の)癖や習慣も無意識ながら自分に身に付いてしまう

 

ということです。
今は特段不便に感じることはないかもしれませんが、仮にこれから先に転職をする機会や、あるいは、自分で独立する場合などに、このような癖や習慣が無自覚のまま身に付いてしまっていることにより、そのことになかなか気づきづらいという側面があります。
そして、もし上司や先輩がこのような癖や習慣により、何かしらの不都合な体験やミスをしていたとすると、あなたも主観的になり過ぎるあまり同じような経験やミスをしてしまう可能性が残ってしまいます。
そのようなことを繰り返さないためにも、是非、上司や先輩などから「事前に学ぶ」ということも心掛けてみて下さい。

 

ちなみに、このような「憧れの人」や「自分自身」との対話においては、心理療法でも実践されている、ヒプノセラピ-(催眠療法)のエンプティチェアワ-ク(空椅子の技法)というのがよく活用されたりします。

2017年4月8日 04:04

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