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意識の器(うつわ)と心のケア

こんにちは。
レイキ ヒ-ラ-&ヒプノセラピストの瀬川です。

 

先日は数年に一度の寒波の到来ということで、日本全国の多くの地で雪が降り積もったとのことでした。
私が住んでいる青森県五所川原市も、お正月は雪はほとんどありませんでしたが、この寒波の影響で短時間のうちに積雪が重なり、日に幾度も雪かきを行いました。
運動不足になりがちな冬という季節ですが、ある意味、雪かきも良い運動になります。
まだ幾度かは寒波もやってくるかと思いますが、雪に馴れている方も、雪に不馴れな方も、気をつけようと少し意識を向けるだけでも、不要な怪我などを防げるかと思いますのでお気をつけ下さい。

 

そして、1月も中盤ということで、今回は身近な小説やドラマや映画などから、少しスピリチュアルな視点も含めまして「意識の器(うつわ)と心のケア」というテ-マでお届け致しますが、堅苦しいものではありませんので、気軽な感じで読み進めて頂いて、よろしければ考える素材としてみて下さい。

 

そこでまず、昨年末にかけて、私はある小説を読んでいました。
それは「代体」(作者:山田宗樹、発行:KADOKAWA)という小説です。
この小説は、人間から意識を取り出す技術が発達し、その意識を人体そっくりの機械である「代体」に移すことが出来るようになった所から始まります。

 

この「代体」の活用法としては、例えば怪我や病気などで苦痛を伴う治療を行う間、自分の意識を機械である「代体」に移すことで、「代体」を自分の体と同じように活用しながら今まで通りに仕事や家事をしたり、また、肉体に対する治療の苦痛を避けるという目的で活用されていました。
そして、意識を移すことが可能となった技術においては、ある人の体からその人の意識を取り除けば、意識が取り除かれたその体には他の人の意識が宿ることも可能となるというテ-マです。
今までと見た目は一緒ですが、他の人の意識が宿っていることで人格は別となり、そのような状況に周囲の人々がどのように対応出来るのかというのも大きな課題となっています。

 

そして、同様の昨年末に「コピ-フェイス ~消された私~」というドラマが放映されていました。
こちらは、ある飛行機にAという女性と、Bという女性が隣同士で乗っていましたが、途中で席が入れ替わったことにより、その飛行機が墜落後、実際はAの女性が亡くなったのですが、周りではBの女性が亡くなったと勘違いされて、実際に生き残ったBたる女性は、外見上Aそっくりの女性として美容整形を施され、見た目はAという女性でありながら、意識はBの女性のままで、その美容整形を行った医院の不正を暴いていくというスト-リ-です。
そして、周りの人々はAという女性が生き残ったものとして接していくのですが、実際に生き残ったのはBという女性であることから様々な対応が描かれているという内容です。

 

次はある海外のドラマから2つほどご紹介します。
まず、一つ目のドラマでは、ある所に中年の男性の双子の兄弟がいました。
兄は犯罪などに手を染めて、それが元に殺されてしまいました。
一方の弟の方は、銃で撃たれたことによる脳の損傷により手足が不自由となってしまい、リハビリを続けてはいるものの仕事は出来ない状態でした。

 

そのような弟の状況を助けるべく、霊(魂)となった兄は、弟が眠りについている間に弟の体に宿り、弟の体を使って夜の間に仕事をしてお金を稼いで弟の生活の面倒を見ていました。
弟は兄が実は死んでいるとは知らされておらず、兄は弟の体に宿っている間に弟の銀行口座にお金を振り込んだり、弟の電話の留守電にメッセ-ジを残したりして、自分(兄)は生きていると弟に思い込ませていました。
そのように寝ている間の弟自身には全く身に覚えのない状態ですが、手足が不自由である弟の体に兄の意識が宿ることで、その間は弟の体には実際の肉体上の不自由さが解消されているという側面も描かれているものです。

 

そして二つ目のドラマでは、不慮の事故によりAという男性が亡くなってしまいましたが、そのAたる男性は恋人への思いからこの世への未練を断ち切れず、この世に留まっていました。
そしてある日、同じく不慮の事故で亡くなったBという男性の事故現場に、この霊(魂)となったAたる男性が居合わせていました。
すると、この霊(魂)たるAという男性はその事故で亡くなったBの男性の体に入り込もうとし、実際にそれをやり遂げました。
周りから見れば、Bという男性が生き返ったと捉えられます。

 

そして、Bという男性の体に宿ったAという男性の意識はその後、自分はAという男性であるという記憶をなかなか回復させることが出来ず、周りの人々との関係性やBという男性の体の外見などから判断して、自分はBという男性として生きていこうと試みますが、時折復活する自分はAという男性であるという記憶や恋人の助けなどを元に、外見はBという男性でありながらも、自分は紛れもないAという男性であると自覚し恋人との関係性も復活させていくという内容です。
このドラマ内では、このような現象を「(魂の)引き継ぎ」として呼ばれています。

 

また、昔流行した映画「マトリックス」、そして私はまだ観ていませんが昨年来より流行している映画「君の名は。」でも「意識の移動」というテ-マが描かれています。

 

ところで、今までご紹介した小説、ドラマ、映画は全て実話ではなくフィクションです。
しかし、これら全てにおいてある一つの共通点を見出すことが出来ます。
それは、意識と体との間に、主従関係があるとするならば、

 

意識が主である

 

という点です。
先の二つの海外ドラマにおいては、体にとっては他の意識が移り変わることにより、肉体上の不自由さが解消され、そして、いったんは肉体上の死が宣告されながらも、他の意識が死の宣告を受けた肉体に宿ることにより「引き継ぎ」という生き返りと見られる現象が描かれています。

 

小説においては、「代体」が常時用意出来るようであれば、永遠に生きられるのか?というテ-マも描かれています。

 

映画の「マトリックス」においては、意識を仮想現実というイメ-ジに移動させることで、その仮想現実内での行動が可能となりますが、その仮想現実内で受けた体への衝撃は実際の肉体にも反映されるという点が描かれています。
実際に肉体には物理上の衝撃が加えられていないにも関わらず、仮想現実というイメ-ジ内での意識への衝撃が肉体に反映されるというものです。

 

また、ドラマ「コピ-フェイス」での出来事は、ある意味、実際に実現可能なことでもあります。
私達が外見上は全くの別人になりたいと思い美容整形を受ければ可能となります。
怪我などの理由や、生まれつきの容姿にコンプレックスを抱き、死を思い詰めてしまう程であれば、また、肉体という外見を変化させることで生き続ける意欲が出て来るのであれば、一概には否定は出来ないという事情もあることと思います。
そして、そのことによりその後の人生が輝いていくのであれば。
ただ、外見が変わろうともその人の個性・意識が自動的に変わるものではありませんので、やはり、その後の人生を輝かせていけるのはその人の個性たる意識かもしれません。

 

ところで、哲学者のデカルトという人がいました。
この人は「心身二元論」という説を提唱した人であり、この説は、「心と体は別のもの」という内容です。
この「心身二元論」とは、現在の近代科学における基礎の考えとなり、また、西洋医学の発展に寄与していると捉えられています。
私もその点は否定は致しません。
多大なる影響や利点も与えてくれている点もあると思います。

ただ、この考えが現在では少し取り違えて解釈されているように思えることもあります。
それは、デカルトが伝えたかったことは、

 

心と体は別のものである  という考えは成り立つが、

心が無い  とは言っていない

 

という点です。
ここでの心とは意識と同様の意味として捉えて頂いて構いません。
そして、このような説を提唱しながらもデカルトは次のような言葉も残しています。
それは、

 

我思う、故に我あり

 

と。
私の全くの個人的解釈ですが、私自身はこの言葉を、

 

先の「我」は「心・意識」  であり、

後の「我」は「肉体・体」  である

 

と捉えています。
つまり、

 

「心・意識」が思うことで「肉体・体」も存在し得る

 

と。
なぜなら、先の「我」を「肉体・体」とし、後の「我」を「心・意識」と逆に置き換えてみると、

 

「肉体・体」が思うことで、「心・意識」も存在し得る

 

というようになり、私には違和感を感じるからです。
この状態では、まるでホラ-映画のゾンビを思い起こしてしまいます・・・
勿論、デカルトの本心も真実も今はまだ分かりませんが・・・

 

私達は「肉体・体」にはとても意識を向ける傾向があります。
アンチエイジングの流行や、TVのコマ-シャルなどでサプリメントや健康食品などをよく見かけるのもそのような意識の表れかと思います。
そして、「肉体・体」を意識し、それをケアすることもとても大切なことです。
では、もし仮に今まで見てきたように、「意識・心」が主であるとすれば、

 

あなたはどのように主たる意識・心のケアをしているでしょうか?

 

ケアの方法に良いも悪いもありませんし、人それぞれのケアの仕方で良いと思います。
このTOPICSをお読みになって頂いた今、もし、今まではあまり意識・心のケアということに目を向けていなかった点がありましたら、是非、ほんの少しでも良いですので、肉体・体と同様に、あなたの意識・心のケアも考えるきっかけにして見て下さい。
そして、それをすることであなた自身に変化が及ぼされることと思います。

 

そして、ここからは久々?の余談です。
ここ最近、時期アメリカ大統領の言動が再び取り上げられています。
民間の企業などに対して、米国内に工場を作り、米国内に雇用を産み出さなければ高い税金を掛けるなど・・・

そして、このような発言をよく考えてみて下さい。
このような発言の裏にある、あるいは、別の角度から見てみると、

 

自分には雇用を産み出し、経済を良くさせる政策や力がない・・・

 

と声高に宣言しているように私には思えてなりません。
そして、ここでの本質は、

 

自分に出来そうにないことを、他の誰かや何かの責任にしている

 

とも言えるように思えます。
今報道されているアメリカ次期大統領を見て、このように誰かや何かの責任にしようとしている姿が周りの人にとってはどのように見えるのかを、あなた自身の鏡として活用することも出来るかもしれません。
勿論、私自身も自戒を込めて見ております・・・

2017年1月18日 02:01

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