第274回:『 「枠」を取り払うと・・・変化を起こしやすくなる!? ~インクルーシブ教育やトロッコ問題からも~ 』
【 その他参照ワード:ブラック校則 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今回は、あなたにとっての「考える素材」の提供を趣旨としています(笑)
そこで、番組の一部と、一つの出来事(ニュース)の紹介を交え、進めます!
一つ目は、番組『 ウワサの保護者会 』(NHK)から「 校長先生 中学校を変える! 」の回の一部を眺めますが、コメント等に関しては理解しやすくする為に、私なりに補足や簡略化している箇所もある点、予め了承下さい!

【 インクルーシブ教育とは 】
番組では、「公立」の東京都世田谷区立桜丘中学校が取り上げられています。
現在、転入を考える見学者が増え続けていて、1年生190人の内、半数近くが学区外から通学しています。
そして、学校の方針として、
《 インクルーシブ教育 》 : 障がい、国籍、性差などに関わらず、様々な子どもが共に学べる環境を整えた教育
を元にした運営がされています。
そして、方針の実践を「体現」したのが、
生徒の自主性を重んじる観点から・・・
校則を無くした(徐々に減らしていった)!!!
という取り組みを行いました!
例えば、
・ 茶髪、ピアス、メイク、アクセサリー、サングラスなどもOK!
・ (休憩時間中の)スマフォのゲームもOK!
・ チャイムを無くした!

私の中学生時代では、とてもとても考えられない、まるで異世界の出来事のようです(笑)
【 校則を無くした理由 】
校則を無くした理由に関し、校長先生のインタビューを眺めます!
校長先生:
『 最初に来た(この学校に赴任して来た)時は、当然(ながら)普通の学校で、不良も(いて)、言う事を聞かない生徒もいて、毎日のようにケンカはするし、、、
(生徒という子ども達は、そのような)パワーを持っているので、抑えつけて(校則を守らせる)はムリだろうなぁ、、、という事で考え出したのが初め(のキッカケ)です。 』
インタビュアー:
『 生徒達に任せて不安は無いのですか?
自由という事は、(生徒である子ども達が)どんなデザイン(ある種のルール作り)をしてくるのか分からないという恐さと背中合わせだと思うのですが、、、 』
校長先生:
『 (大人が)待つ事が出来るかどうか。
何年掛かるか分からないけれど、待てれば不安はない。
待てないから(大人が)不安になる。 』

そして、校則を無くした現状に関するインタビューです。
インタビュアー:
『 「校則 = ルール」であるけれども、ルールがある事による安心感もあるので、ルール(という校則)が無いと、(生徒である子ども達は)考えなきゃ、、、となるものですか? 』
校長先生:
『 小学校では6年間、皆と同じにしなさいとの教育を受けてくる。
うち(の中学校)は180度違うので、最初は1年生は大変です。
どうしていいのか分からない、好きにしていいよって言われても、、、(何をしていいのか分からない)。 』
