別の学校から赴任して来たA先生:
『 大変かと言われたら、たぶん大変です。
校庭で遊んでいる子たちがいて、私が放送で「雨が降っているから中に入りなさい」ってやったら、すごい怒られたというのがあったりしたんです(笑)。
そんなの子ども達が考えればいいんだ。そんな考え古い!って(怒られた)。 』
この学校が教員として初赴任となったB先生:
『 これは出来たよね。ここはどう思う?っていうような、子どもが前向きになるような考え方をする声掛けは、やっぱり凄く考えますし、そういった所は、もう常々、頭でフル回転してます。 』
とのものでした。
そして、このような教員に対する校長先生からの言葉というのが、次のようなものでした。
校長先生:
『 自分は教員だとか、自分は大人だとか、自分は男性だとか、そういう考えを全部剥ぎ取って、素の人間で接しなさいと、、、
そうすると深い人間関係が出来て、それが面白い。
教員と生徒の関係だけじゃつまらない。
人と人との関係になるから(面白い)。 』
とのコメントでした。
そして、最初にご紹介致しました、《 インクルーシブ教育 》の取り組みの実践としての、校長先生の考えとして、次のように述べておりました。
校長先生:
『 違っている方がいいと言う価値観。
自分は何で出来ないんだって考える必要はない。
私は私、これが私って言える(環境)。
出来ない事を出来るようにするのではなく、出来る事、好きな事を伸ばしていく。 』
では、一つ目の素材の紹介はここで終了ですが、繰り返しになりますが、今回ご紹介した内容は「私の意見」という趣旨でもなく、肯定否定などのどちらかのスタンスに立つものでもありませんので(笑)
では、二つ目の素材の、ある出来事(ニュース)とは、つい先日のものです。
これも、とある市の、「公立」である市立小学校と市立中学校での出来事です。
もしかしたら、既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが(笑)
その出来事(ニュース)とは、これもご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この小中校の授業で、スクールカウンセラーの方が、いわゆる「トロッコ問題」を取り上げた事について、このような内容の授業を行う事に対して、保護者から不安などの声が上がった、とのものです。
では、紹介されていた記事から、簡単に「トロッコ問題」をご紹介致します!