「枠」を取り払うと・・・変化を起こしやすくなる!? ~インクルーシブ教育やトロッコ問題からも~

そこで、この校則を取り払った事に関しての、校長先生とインタビュアーのやり取りの一部をご紹介致します。

 

校長先生:
『 最初に来た(この学校に赴任して来た)時は、当然(ながら)普通の学校で、不良も(いて)、言う事を聞かない生徒もいて、毎日のようにケンカはするし、、、。

  (生徒という子ども達はそのような)パワーを持っているので、抑えつけて(校則を守らせる)はムリだろうなぁ、、、という事で考え出したのが初め(のキッカケ)です。 』

 

インタビュアー:
『 生徒達に任せて不安は無いのですか?

  自由という事は(生徒である子ども達が)どんなデザイン(ある種のルール作り)をしてくるのか分からないという恐さと背中合わせだと思うのですが、、、。 』

 

校長先生:
『 (大人が)待つ事が出来るかどうか。

  何年かかるか分からないけれど、待てれば不安はない

  待てないから(大人が)不安になる。 』

 

とのやり取りです。
そして、校則を取り払った現状についてのやり取りに進みます。

 

インタビュアー:
『 「校則 = ルール」であるけれども、ルールがある事による安心感もあるので、ルール(という校則)が無いと、(生徒である子ども達は)考えなきゃ、、、となるものですか? 』

 

校長先生:
『 小学校では6年間、皆と同じにしなさいとの教育を受けてくる。

  うち(の中学校)は180度違うので、最初は1年生は大変です。

  どうしていいのか分からない、好きにしていいよって言われても、、、(何をしていいのか分からない)。 』

 

とのものです。
では、ここで、この番組内で紹介されていた、当事者である生徒さんの感想や意見を少しご紹介して参ります!

 

生徒Aさん:
『 時々、チョット自由を勘違いしている人(生徒)達がいて、なんか、そこは自分でちゃんとケジメをつけなきゃいけないと(私は思います)。 』

 

生徒Bさん:
『 むっちゃ(とても)ルール(校則)が厳しい所よりも、ここの方が、僕は厳しいと思う。

  もっと楽に言うと、難しい 』

 

とのものでした(笑)
そして、この中学校では、校則を無くす以外にも、様々な取り組みをしている事が紹介されておりましたので、少し見て参ります!