「枠」を取り払うと・・・変化を起こしやすくなる!? ~インクルーシブ教育やトロッコ問題からも~

『 トロッコの向かう先の線路が左右に分岐しています。

  一方の線路には5人、もう一方の線路には1人が縛られて動けなくなっています。

 

  そして、その分岐点の所に、トロッコの行く先を決めるレバーを操る人が存在しています。

  このまま何もせずにトロッコが進めば、その先には5人が線路上に横たわっています。

 

  あなたがレバーを引けば、1人が横たわっているだけの道になります。

  トロッコにはブレーキは付いていません。

  あなたは、、、レバーを引きますか?、、、それとも、、、そのままにしますか? 』

 

とのものであり、この出来事(ニュース)を報じていた記事では、生徒に対し、何もせずに5人が死ぬ運命にするのか?あるいは、自分でレバーを引いて1人が死ぬ運命にするのか?との「選択肢」が問題用紙に書かれていたとの事でした。

 

これは、以前のTOPICS(例えば、2016年10月18日の第120回目のTOPICS『 二者択一からの飛翔 』、2020年12月5日の第334回目のTOPICS『 「(過度な)二者択一」は避けた方が望ましい理由 』など)でも取り上げた事がある、言わば私の子ども時分にも流行った「究極の選択」(という遊び)と同じ(似たような)性質の問い掛けでもあります(笑)
なお、ここ最近のTOPICSにおいては「(あまり)二者択一に陥らないように」ともお伝えし続けておりますが、今回はそのような趣旨で素材として取り上げた訳ではありません(笑)

 

では、ここ迄で、皆さんにおかれましては、この二つの素材の内容におきまして、どこに「共通点」があるのか?という点を様々に考えて頂ければ、今回のTOPICSの目的は果たした事になります!
勿論、この「共通点」にも、絶対的に決まった正解や答えがある訳でもありませんし、それを求めている訳でも決してございません(笑)

 

そこで、あくまで「私の視点」(の内の一つ)を少しだけご紹介させて頂きます!