【 日本も他人事ではない経年劣化 】
ベンガルールの水道管は、イギリス植民地時代に敷設されました。
故に、経年劣化で腐食が進み、水の汚染や漏水も続出し、これが「更なる水不足」を招いています。
ところで、冒頭の埼玉県の道路の陥没事故も然り、日本には地球12周分もの上下水道管が張り巡らされています。
そして、年々その多くが耐久年数の50年を超えていきます。
修繕や取り替えには多額の費用も然る事ながら、時間も人手も掛かりますが、かなり以前から指摘されていた事です。
つまり、
計画を立てて、地道に取り組んでいれば・・・
いざという時に(今になって)、慌てなくて済んだはず・・・
という「流れ」になるのは、目に見えています。
これも、TOPICSで伝えている、
死に逃げは出来ない
の一例です、、、
【 気づいた人は実践している 】
ベンガルールでは、一部の気づいた人の中には、雨を溜める仕組みを構築したりなど、個々人レベルで様々な取り組みも行われています。
また、危機感を抱いた人々が集まり、声を上げる事で貯水湖を「再生する」取り組みも始まっています。
ここでは、水を浄化する目的も含め、様々な植物を植えて湿地帯を「回復させる」事で、生態系を「取り戻す」活動が行われています。
また、「過去(歴史)から学ぶ」事を重視し、水瓶(みずがめ)になる人造湖の「復活」にも取り組んでいます。
こうした活動に取り組んでいる一人の女性は、次のように話します、、、
女性:
『 私は楽観的です。 なぜなら、他に選択肢が無いからです。 』
そして、北京、メキシコシティ、バルセロナ、メルボルン、ケープタウンなども、インドと「同じ」水不足問題に直面しています。
一方、イタリアやフィリピンなどでは、近い将来、都市が(海)水に飲み込まれる事態が予測されています、、、
ところで、TOPICSでは「過度な二者択一に陥らない」と伝えていますが、『 他に選択肢が無いから楽観的になれる 』とは、ポジティブな「自己矛盾」の活用の良い一例です。
つまり、
全てを一人で経験出来ないからこそ・・・
他者の経験に学ばせて貰う!!!
というのが役立ちます!
では、番組の紹介は終了し、シンプルに締め括ります!
【 連想という想像力で気づく 】
今回の趣旨は、
連想という想像力を使って気づく
という事です。
そして、連想を「派生」させた視点が、冒頭にコメントした、
「直接(表)と間接(裏)」の両方を含む
という事です。
そして、水は「固体・液体・気体」のように、
あらゆる場所に存在する
のが本来の自然な姿です。
しかし、その水に「過不足」という現象を引き起こしているのは、
私達人間の「人為的な作為と不作為」
です。
そして、
地球も私達人間の体も、水で成り立っている
のは周知の事実です。
そして、どのような形態(固体・液体・気体)であれ、全ての水の性質には、
「流れ」が存在している
という視点は、見逃してはなりません!!!
今回は、敢えて分かり辛い締め括りにしたので、自由に「連想」して下さい(笑)
※ 関連TOPICSはこちら
・ 『 「今」の地続きが「未来」になる ~たまの「さよなら人類」から~ 』
・ 『 分け与える事と分かち合う事の違い ~利己主義と利他主義という動機~ 』
・ 『 協力しなければ生命は滅ぶ ~森林消失(火災)から学ぶ様々な反映~ 』
・ 『 PFAS(ピーファス)問題から考える二者択一の「二者」の真の意味 』
※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしている以下のリンク先も参考になります。