第548回:『 究極にして根源の水にまつわる問題 ~インドのシリコン・バレーに学ぶ~ 』
【 その他参照ワード:生成AI、半導体、シリコン・デザート、ベンガルール、PFAS 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今年(2025年)のTOPICSでは、水不足問題なども含め、
水にまつわる出来事に着目(注意)する
と、幾度も伝えています!
埼玉県では下水道管の破損による道路の陥没で、避けようの無い痛ましい事故も起きました。
また、アメリカでは大規模な山火事で甚大な被害も出ました。
そして、同じくアメリカでは航空機と軍のヘリコプターが衝突し、川に落下する出来事も起こりました。
この一例も「直接(表)と間接(裏)」の両方を含め、水が関係しています。
あるいは、PFAS(ピーファス)の問題も、今後は更に色々と明らかになるでしょう。
そして、今の季節では大雪も含め、水にまつわる自然災害も然りですが、
「人為的」に引き起こされる、水にまつわる出来事
に着目(注意)する事が、大切で必要になります。
そして、この人為的とは、
「作為と不作為」の両方が含まれる
という視点を保ち、気づくようにして下さい。
そして、同じくTOPICSでは、
水は究極にして根源
と、これも幾度も伝えています!
では、番組『 BS世界のドキュメンタリー 』(NHK BS)から、「 シリコン・デザート インド 砂漠化するIT都市 」(2024年、フランス制作)の回を少し眺めつつ、様々な視点を当てはめます!
【 インドのシリコン・バレーが直面する水不足問題 】
インドにベンガルールという都市があります。
ベンガルールはIT業界の中心地で、「グローバル化」した世界の象徴でもあり、今では人口400万人の巨大都市に変貌し、インドのシリコン・バレーと呼ばれます。
そして、現在のベンガルールは水不足問題に直面しています。
雨不足による干ばつが2年続けば、ベンガルールから「人が消える」と言われます。
しかも、水源はカーベリー川の一つしかありません。
カーベリー川は、ベンガルールがあるカルナータカ州からへタミル・ナドゥ州へ流れているので、以前には「水(水源)は誰の物か???」という争いが頻繁に起こっていました。
今は法的規制が敷かれ、争いは落ち着いているものの、水不足問題の解決に至っていないのは、先の通りです。
ところで、加速している生成AIには多量の電気が必要である上に、要(かなめ)の半導体の生産には多量の水が必要です。
電気の発明から100年ほど経過しますが、水は人類の誕生以前から存在し、人間のみならず、動植物の生命にも欠かせません。
私達人間は自らを、
万物の長
と称しますが、果たして、本当でしょうか???