【 運動のキッカケはサービス貿易協定 】
占拠前日の3月17日、立法院では台湾と中国の間でサービス分野の市場開放を目指す、「サービス貿易協定」の批准に関する審議が行われていました。
これは、銀行・流通・出版など様々な業種で、中国側80業種、台湾側64業種のお互いの市場開放を認める内容でした。
しかし、学生達は台湾に対する「中国の影響力」が強まりかねないと危惧し、
世論を二分(分断)
しました。
そこで学生達は、サービス貿易協定の運用を「第三者がチェックする仕組み」を作るべきと訴えます。
更に、運動に参加した学生達の中には、台湾で生きる事の「将来」への不安や、「現状」へのやり場のない思いを抱えていた人も多く、「打開策」を見出そうという思いも含まれていました。
当時の政権は「中国寄り」の国民党で、既に審議期間が3ヶ月を超えているとの理由で、審議を強引に打ち切ろうとしました。
これが、学生達の反発を招きました、、、
ところで、
「聞く耳を持たない」大人が増え続けている
と、これもTOPICSでは幾度も指摘しています。
そして、
生成AIも倫理やルール作りが無視されている
という傾向は、特に今年から益々拍車が掛かるでしょう。
つまり、暴徒化ならぬ、
暴走し続ける可能性が高い
という事です。
同じ事は、一部の医学でも見受けられます。
そして、医学や科学に限らず、他の分野でも行われている構図は、
何らかの意図を持って推進する政治家と・・・
見返りを期待し、唯々諾々と迎合する専門家の・・・
「共依存」!!!
です!
そして、共依存の真の原因が、
過度な二者択一という「錯覚」に陥る
という事です。
故に、今回指摘したいのは、
錯覚に「騙されない」
という「見抜く目」を心掛けて下さい!