
【 テリトリー 】
いよいよ「3602番」は糖分が豊富な樹液を見つけ食べ始めます!
更にアブラムシも見つけ、その尻を叩くと大好物の甘い液体が出て来ます。
しかし、テントウムシもアブラムシは大好物です(笑)
しかし「3602番」が見つけたアブラムシは「別の」アリのコロニーで守られていて、そのアリ達はテントウムシを追い払い、それと同時に「3602番」も追い払われ、高い茎から落下してしまいました。
ちなみに、アリは「外骨格」の為に高い所からの落下の衝撃にも耐えられます!
ところで、近年の気候変動の影響もありつつも、例えばサンマは乱獲で値段も高騰しています。
そして、2030年頃には世界中の「水」の約4割が今より不足するとも言われています。
災害等では飲料水は当然の事ながら、衛生面での水も必須のものです。
水にも「適材適所」や「役割分担」があるという視点も成り立ちます!

【 一人占めしない 】
お腹に樹液とアブラムシの液体を溜め込んで巣に戻った「3602番」は、それを仲間に分け与えます。
アリは食料を必ずしも顎に挟んで持ち帰るだけでなく、体内に「素嚢(そのう)」と呼ばれる食べた物を溜め込み、それを「排出」できる器官があります。
そして、女王アリは然り、世話役の「4813番」にも分け与えます。
ところで、これも近年では熊や鹿などの被害が多発しています。
自然界の動物の中には冬越しの為に食料を「保管」するケースはあります。
しかし、私達人間のように食べる事も出来ない「お金」を溜め込む性質はありません。
以前では「金は天下の回りもの」と言われていましたが、今では「金は天下取りの為に」というように変質しています。
あの世に持ち帰る事が出来ないにも関わらず、、、

【 子育てに勤(いそ)しむ 】
季節が春から夏に変わる頃合、、、
女王アリの産卵の兆しを察知した「4813番」は女王アリの体をさすり産卵に成功します!
生まれた卵をそっと口に咥え隣の部屋に運び、温度変化を管理し、外敵から守る為の役割が始まっていきます。
すると数日で幼虫が生まれ、「4813番」はエサを与え、体を舐めて綺麗にしてあげ、同じく温度変化によって部屋を移動させるなど献身的な子育てに励みます。
ところで、私達人間も生物学的には男女という親が必ず存在します。
勿論、死別もあったり、離婚もあったり、虐待等で様々な別れがあるのも事実です。
そして、巣というアリのコロニーでは女王アリが「全てのアリの親」という事になりますが、私達人間の世界でも「社会での子育て」の大切さと必要性は以前から声が上がっています。
よく言われる「血縁」というのも大切なものですが、これに拘(こだわ)り過ぎる傾向が特に日本では強いです。
「血は水よりも濃い」との言葉もありますが、先程は「水不足」にも触れました。
ここは解釈を間違った「自己責任(論)」とも深く関係しています、、、

【 狙われるコロニー 】
幼虫が生まれると同時に、狙われる対象にもなっていきます、、、
それが近場に住む頑丈な体と鋭い大顎を持ったサムライアリです!
サムライアリは「戦い」を好む一方で「労働」はしないという特性があります(笑)
故にヤマアリの巣を襲撃し、誘拐して奴隷として働かせます。
襲撃の際にはヤマアリの体の表面に付いている固有の臭いを自分の体に付けて仲間と「思わせる」など、手口(とは言っても自然の働きです)もなかなか光明です(笑)
しかも、奴隷にされたヤマアリは、サムライアリの女王アリの世話までさせられる始末です!
ところで、童話「アリとキリギリス」では、「働き者」のアリと、「怠け者」のキリギリスとの対比が描かれています。
しかし、現実にはアリという「同じ種」でも全く違うのはヤマアリとサムライアリから分かります(笑)
ここは今回活用している「擬人化」という手法の意味を考えてみて下さい!