第491回:『 振り返りという膿み出し無しに未来は創造出来ない ~水戸黄門の出現を待つ!?~ 』
【 その他参照ワード:性加害、性虐待、性暴力、マインドコントロール、洗脳、宗教2世、いじめ、ハラスメント、DV、政治資金規正法 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
本年(2023年)最後のTOPICSになりますが、《 今年は 》と言うか、《 今年も 》と言うか、色々な出来事がありました!!!
そこで今回は《 今はまだ 》記憶に新しい(残っている)幾つかの出来事を取り上げ、自由気ままに魂の視点も交え進めていきますが、ここから先を眺める際に、
《 明るみになった 》のが今年であるだけ
という点を頭の片隅に入れてみて下さい!
【 ① : 旧ジャニーズ事務所の性加害事件から 】
旧ジャニーズ事務所の元代表、故ジャニー喜多川 氏の性加害事件がありました。
長年に渡って多くの方々が被害に遭いましたが、2003年の高裁判決で喜多川 氏の性加害行為が認定され、喜多川 氏が上告したものの2004年に最高裁は棄却し、高裁判決が確定したという経緯が既にありました。
マスコミ等を含め、何故このような重大問題(事件)を《 当時に 》取り上げなかったのかも問題となり、所属のタレントさんからは「噂レベルでは(聞いていた)」との発言も相次ぎました。
タレントさんでは当時の年齢も考慮しつつ、特に《 絶大な権力 》を持つ喜多川 氏に声を上げるのは難しかったとの面も理解は出来ます。
以前のTOPICSでは私も一度だけ痴漢に遭った話にも触れ、その時には声も出せなかった《 実感 》も紹介した事があります。
ただ、マスコミ等では「忖度」していたとも言われますが、
《 見て見ぬ振り 》という目を背け続けて来た
という「権力の監視」の本来の役目を《 放棄した 》責任から逃れる事(言い訳にする事)は出来ません。
そして、喜多川 氏の事件は《 大人と子ども 》という構図ですが、性加害や性虐待というのは《 男女に関わらない 》性質である点も忘れてはいけないポイントです!
勿論、(体)力的に劣る女性の被害の方が圧倒的に多いでしょうが、性加害や性虐待は家庭内(親子や兄弟姉妹間)や夫婦や恋人の間でも起こっています。
また、色々な施設内でも然り、いわゆる「セクハラ」との表現を用いれば、職場等を含め様々な場面で数多く行われてしまっているのが実状です。
〖 主従や優劣という誤った視点 〗
以前のTOPICS『 聖職(者)とは何か・・・ ~性的虐待事例を含め~:主従や優劣という誤った視点 』では、次のコメントをしていました。
(この回で取り上げた、神父による子ども達への性的虐待の)この「本質」にあるのは、
「主従」や「優劣」という誤った視点の元での「社会的」に弱い(と、されてしまっている)立場
という点に行き着きます。
そして、このような誤った視点が「反映」されがちになる状況や環境というのは、教育現場、医療現場、介護現場などでも起こりがちです。
そして、この「本質」の「源」は、
イジメや各種ハラスメント等(DVなども含め)と「同根」
です。
ちなみに、ここでの「同根」とは「度を超した欲望」であり、この「度を超した欲望」を掘り下げていくと、必ず「怖れ(という感情)」に辿り着きます。
これらは職場や家庭内、そして幅広く眺めると地域や社会、更に世界的規模にまで「反映」されているのが残念な実情です。
そして、これらの「本質」や「源」や「同根」の原因や理由となっているもの、それが、
コミュニケーションと想像力の欠如(拒否や無視)
です。
そして、先ほど『 「社会的」に弱い(と、されてしまっている)立場 』とコメントしましたが、
そのような「社会(的)」を創り上げているのは・・・
「私(瀬川)」でもあり・・・「あなた」でもある・・・
というのも「事実」です。
このような「2年前」のTOPICSからのコメントですが、それから何かが《 変わって 》いるでしょうか、、、