第340回:『 聖職(者)とは何か・・・ ~性的虐待事例を含め~ 』

こんにちは、レイキ ヒーラー&ヒプノセラピストの瀬川です。

ところで、前回のTOPICS『 正直という真の動機 』におきましては、「美味しんぼ」(作:雁屋 哲、画:花咲アキラ、小学館)を素材(メタファー)として活用し、調理人(料理人)というお仕事を一つの例として取り上げました。

そして、その中には《 食べ物を作る調理師という仕事は、人の命に関わるという点で、神聖な仕事なのだということを忘れないでください。 》などのセリフもご紹介しておりましたが、今回は「聖職(者)とは何か・・・ ~性的虐待事例を含め~ 」というテーマをお届けして参ります。

 

そこで、今回活用する素材は、昨年(2020年)の10月3日に放映された『 報道特集 』(TBS)からの、「 伏せられた日本の被害者 聖職者による性的虐待 」を交え、そして、その中でインタビューを受けておられた方々の証言等を元に進めて参ります。

そして、最初にお断り致しますが、ご紹介する証言の中には生々しい表現も一部含まれておりますが、勇気を持って証言頂いた方々に敬意を表する意味でも、その表現の通りお伝え致します点と、舞台となっているのはキリスト教(カトリック派)ではありますが、これも最後にお伝えして参りますが、ここからご紹介する内容におきましては、キリスト教などの宗教に限られるものではなく、残念ながら社会の様々な側面で散見される出来事でもありますので、その点を充分に考慮頂いた上で読み進めてみて下さい。

なお、この番組ではインタビューを受けられた方の中には実名で放映されていた方もいらっしゃいますが、今回は実名である事に主眼を置いているものではございませんので、AさんやBさんという形式で進めて参ります。

 

では、詳細に入っていく前に、現在、世界各国で聖職者による性的虐待の責任を追及する動きが広がっている、との出だしでこの番組は始まります。

2020年の9月24日、仙台で67歳の女性が会見を開きました。
以下、この方をAさんと称します。
そして、その会見の趣旨が、

Aさん:
『 私は24歳の時に、カトリックの聖職者により性的に虐待されました。 』

 

とのもので、1977年に宮城県内の教会で日本人の司祭から性的暴行を受けた事に対し、司祭やカトリック仙台司教区などを相手取り、5,100万円の賠償を求める訴訟を起こすに至りました。
そして、これまでの間、性的虐待を受けた事に関する声を上げられなかった理由を聞かれ、次のようにお答えになっておりました。

Aさん:
『 (司祭は)絶対的な存在でした。

  私は(司祭を)神の代理人だと思っているから、「私が教会を汚してしまったんだ」と結論付けて、誰にも相談出来ずに苦しんで、神聖な教会の中でそういう不品行な事をしたと思った。

  自分を罰するような意識がどんどん出てくるので、よく言いますけれども、毎日死にたいとかって、、、そういうものじゃないですね。

  一瞬一瞬、死にたいわけですよね。 』

 

そして、訴訟を起こした理由は、これ以上被害者を出したくないとの強い思いからである事を述べ、

Aさん:
『 こういう理不尽に人生を奪われるというか、こういう苦しみは私以外、誰にもさせたくないと思ったんですよね。

  たくさんの世界中の人に勇気を与えられて、私達は悪くないんだ、っていう自信を持って貰いたい。 』

 

そして、日本でも、このような性的虐待の声が上がり始めておりますが、そのキッカケとなったのが、64歳の男性の、日本で初めての実名での告発でした。
以下、この方をBさんと称します。