可能性を拡大し実現する為の視点の往来 ~未知の新素粒子からも~

先程のコメントの通り、素粒子とは物(質)を形作る《 一番小さい構成要素 》になります。
ちなみに、全ての物は「分子」から作られ、その分子は「原子」から出来ており、その原子は「素粒子」から創造されているという《 流れ(繋がりと重なり) 》になっておりますが、このような事も中学生の時に既に習ってはいるのですが、私もスッカリ忘れておりますので大丈夫ですよ(笑)
では、話を戻しますが、

 

全ての星々も・・・地球も・・・地球上の機器類や建造物などの「物」も・・・

さらに動植物(食べ物も含め)という「生命」も・・・

そして私達の肉体も《 全ては 》素粒子で出来ている!!!

 

というのが事実でありますので、まずはこの点だけでも頭の片隅にでも入れて置いてみて下さい!

ところで、現在の所は17種類の素粒子の存在は既に見つかっております。
そして、この17種類の素粒子が登場する物理学の基本的な枠組みは「標準理論」と呼ばれており、2012年に「ヒッグス粒子」が発見された事により、半世紀に渡って物理学が提唱して来た「標準理論」が正しかった事が証明されました。

が、しかし、研究者の間では《 実際には 》他の素粒子も多々存在し、既知の17種類の素粒子も《 そのほんの一部に過ぎない 》と考えられ研究などが進められて来ております。

 

そして、2021年に未知の新素粒子が存在する《 可能性を示唆する 》実験結果が公表されました。
詳細は省きますが、この実験では17種類の内の一つである「ミューオン」という素粒子の《 振る舞い 》を観測した所、「予測値」と「測定値」に違いが生じてしまいました。
もし仮に「17種類の素粒子だけ」が存在しているのならば、実験結果は必ず「予測値」と合致するはずなのですが、それが合致しない事の理由として、他の未知の新素粒子がミューオンに《 影響を与えている 》可能性が高いと考えられております。

更に2023年8月10日に、より精度を高めた実験結果が公表されましたが、ここでも「予測値」と「測定値」では違いが生じてしまいました。
そして、現在の所では未知の新素粒子が存在するかどうかの《 確定は 》しておりませんが、この一連の実験データの全ての解析が終了するのが2025年の予定となっております。

そして、仮に2025年に未知の新素粒子の存在が確定すると仮定するならば、

 

その未知の新素粒子は・・・

《 これ迄も 》存在しており・・・《 これからも 》存在し続け・・・

《 今の 》私達(の日常生活)にも必ず影響を与えているはずですが・・・

私達の意識の上では《 現実には 》これ迄と変わりないような感じて進んでいく・・・

 

というのが素直な《 (不作為という)実感 》でもある事でしょう(笑)
ちなみに、TOPICSでも幾度も取り上げております量子力学という分野では、

 

「観測」という《 (作為という)行動 》を通して《 初めて 》現実が決定する

 

とされております!
なお、この量子力学というのはスマフォであったり、冷蔵庫であったり、今の私達の日常生活に《 欠かせない 》機器類等のほぼ全てに《 現に 》活用されております!

 

では、ここ迄におきましては素粒子という、到底私達の肉眼では捉える事が出来ず、ましてや実感も涌かない《 小さな 》性質であるのと同時に、それでも実際に私達の身の周りの至る所に《 存在している 》ものであるのみならず、私達(の肉体)を《 創造してくれている(私達の構成要素である) 》という点だけ何とな~く捉えて頂けていれば、それで充分です!!!

そして、ここからは《 大きな 》宇宙に焦点を当てて参りますが、この宇宙の最近の研究では、

 

私達が知っている(発見されている)宇宙を構成している素粒子は・・・

宇宙全体の僅か「5%」に過ぎない・・・

 

とされております。
その他の残りの「26%」が未だに正体不明のダークマターと呼ばれる「何か」であり、更なる残りの「69%」がこれまた正体不明のダークエネルギーと呼ばれる「何か」であり、つまり、

 

私達が把握出来ている(と思われる)宇宙の構成要素の「95%」が・・・

《 未だに未知 》のもの・・・

 

というのが現実になります。
しかも、

 

私達は宇宙の《 全体像 》すら未だに把握(観測)出来ていない・・・

 

のも事実となります。

では、ここからが難しく感じる場面に入って参りますが、「理解」しようとする必要性は全くなく、ふ~ん、そんな風に考えられているのかぁ~などの《 軽い 》気持ちで大丈夫ですので(笑)