統合を学ぶ為に分断を経験する必要はない ~賢者は歴史に、愚者は経験に~:前半

2022年5月14日の第407回目のTOPICS『 分断させての接近という(自己)矛盾 ~人獣共通感染症とパンデミックから~ 』においては、ウイルス研究をしているコフィ・ボネイ博士の「次に起こるパンデミックも人獣共通感染症から始まる(可能性が高い)と考えられており、その為にコウモリの研究をする事によってパンデミックの兆候をいち早く捉えられるようにする事が重要視されています」との言葉と共に、コウモリに関する最前線の研究施設を統括しているガーナ大学のリチャード・スイレ上級講師のお話として、

 

【 (感染症やパンデミックは)全くもってコウモリのせいじゃありません! 全て人間のせいです! 我々から近寄って行ったり、食べたり、彼らの住環境を破壊してストレスを与え、(野生動物達の免疫を下げて)ウイルスを放出しやすくさせているんだから。 】

 

また、ブッシュミート(食材としての野生動物)の取引、木々の伐採や金の採掘による森林破壊が人獣共通感染症によるパンデミックの発生のリスクを高めるものである事を指摘しつつ、先程のコフィ・ボネイ博士は人々の困窮した生活環境を踏まえた上での見解として、

 

【 全ては経済的な動機です。 みんなお金が無いんです。 だから未来の事など構っていられないんです。 悲しい事ですけどね。 森林破壊とか都市化とか全ての国がやっている事です。 次のパンデミックはガーナから始まるかもしれませんし、どこの国でも可能性はありますよ。

 

と、ご紹介しておりましたが、先程の自然災害も然りですが、

 

私達人間は自然と切り離されては生きていけず・・・

私達人間の意識(経済至上主義など)が自然に影響を与えている・・・

 

のは、ここ迄の内容でも、もうお分かりの事でしょうし、特に今年はクマの被害が多発しているなどもございます、、、

では、私事の余談を今回の前半の締め括りとさせて頂きます!

今年も玄関先にあるヘンルーダという植物のプランターにアゲハ蝶が沢山の卵を産み託してくれました。
春先は順調に生育し、多くが蝶として羽ばたいて行きましたが、猛暑のせいかどうか原因は分かりませんが、夏頃からの卵に関しては、多くが幼虫の段階でダメになり、イモムシまで成長してもダメになり、全滅という事が起こりました。

それで、少しでも自然な環境が良いであろうと考え、それ以後は保護せずに外にあるプランターで自然に近い環境で育つに任せていました。
しかし、ある時よく観察していると、イモムシの体に白い点が見えるようになりました。
詳しい知人に聞いてみた所、ハエのような生きものに寄生されている可能性があると言われました。

 

それで、最初にサナギになった個体を観察した所、瞬く間に蝶としてのサナギの形態ではなく、色も形も歪(いびつ)なサナギと化してしまいました。
そして、これもよく観察していると、幼虫にも白い点が見られるようになり、そこに留まらず卵の段階でも全て寄生されていました。
これは自然界ではよくある事であり、人の手の及ばない現象ではありますが、古来から蝶は魂からのメッセージを運ぶと言われている中で、

もし、、、そのメッセージを運ぶ事が出来なくなりつつあるのだとしたら、、、

そして、特に次回の後半では、

 

自然災害と人災とでは・・・

その性質も意味合いも全く違う・・・

 

というのがテーマとなって来ます!

 

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