大人も遊び心の活用を!!! ~LUCA(全生物最終共通祖先)からの視点も含め~

蒲田の旦那さん:
『 いや、私ね、さっきから料理を作りながら、山岡さんの言葉を考えていたんですよ。

  私が料理をするのは遊びですよ。 遊びだからこんなに楽しいんであって、これがもし仕事だったら、楽しむゆとりなんて私にはないですよ。

  遊んでいるときに、人間の心は一番生き生きする。 そして、遊ぶことができるのは人間だけだ。 遊びこそ人間の本質だって、悟ったんですよ。 』

 

そして、蒲田の奥さんも同意し、蒲田夫妻は揃って「遊」という字を子どもの名前に付けても良いし、素晴らしい事だと思うと山岡に話します。
そして、ゆうこの兄が「妹(ゆうこ)は皆の前で名前は自分達で付ける、山岡の付けたい名前を付ける」と宣言したと山岡に話し、山岡は再び病室のゆうこの元を訪れ、

山岡:
『 女の子の名前は、「遊び」「美しい」と書いて、「遊美(ゆみ)」としたい。 』

ゆうこ:
『 まあ、すてき! 私、気にいったわ! 』

 

と、晴れて一件落着、めでたしメデタシとなりました(笑)

では、メタファーの余韻を壊してはいけませんので、私からはシンプル!?に締め括らさせて頂きます!

まず最初に、今では動物も遊ぶ事は実際に確認もされております。
しかし、ここでの動物の遊びというのは、獲物を捕らえる為の訓練であったり、仲間との連携なども含めた、どちらかと言えば生きていく上での本能に近いものかもしれません(笑)
一方、私達という人間においては、

 

人間は《 智慧を使って 》遊ぶ事が出来る点も然(さ)る事ながら・・・

《 意識的に遊ぶ事が出来る事そのもの 》が人間の智慧の一環でもある・・・

 

と言えるかもしれません。
そして、

 

子どもは勉強も大切で必要であるが・・・

もしかしたら、それ以上に遊びの方が大切かもしれない・・・

 

とも言えます。
これは先程の動物における本能からの遊びと、人間の智慧の一環としての遊びの《 両方が加味 》されているからです(笑)
そして、

 

大人も仕事や家事や子育て等も大切で必要であるが・・・

子どもと同じく・・・

もしかしたら、それ以上に大人の方の遊び(心)が大切かもしれない・・・

 

とも言えます。
なぜなら、

 

子どもも大人もどちらも《 同じ人間 》だから・・・

 

です(笑)
故に、子どもは宿題をせずに遊び呆けていると罪悪感を抱く事もありますし、一方の大人ではお仕事に遊び心を加える(活用する)事に不謹慎感などを抱く事もあります(笑)
そして、

 

特に大人では・・・

心に余裕がない時は遊び心が浮かびにくいという・・・

遊び心が《 心の調和とバランス(が自分なりに保たれているかどうか) 》に気づかせてくれる一種のバロメーターともなっている・・・

 

という面があります。
そして、

 

心の余裕や遊び心で最も大切で鍵となるのが・・・

《 しなやかさ 》という流れ・・・

 

になります。