あぶない刑事に見る飼い犬に手を噛まれる!?現代世相 ~インナーチャイルドも動き出す(笑)~:前半

では、内容に入って参りますが、最初にご存じ無い方もいらっしゃる事でしょうから、「あぶない刑事」の披露や説明を少しだけさせて下さい!

舘ひろしさん演じる「タカ」こと鷹山敏樹はクールでもある事から「ダンディー鷹山」と称され、柴田恭兵さん演じる「ユージ」こと大下勇次はお調子者でもありながら熱い心を持っており「セクシー大下」と称されています(笑)

そしてTVドラマ版としては1986年に「あぶない刑事」として始まり、続編として1988年に「もっとあぶない刑事」が放映されました。

その中で私が一番印象に強く残っている「もっとあぶない刑事」における1989年3月31日に放映された最終話(第25話)の『 一気 』のストーリーを出来るだけ簡潔にご紹介して参りますので、まずは最初に眺めてみて下さい!

 

スナックで強盗事件が発生しユージが現場に向かった所、お店の外でショットガンを持った男(以後、ビトウという名)とボストンバッグを抱えていた男(以後、ジンという名)が揉み合っており、ユージショットガンを持っているビトウを犯人と思い逮捕しようとしていた所にタカが合流し無事にビトウの逮捕となりました。

ところが、実は強盗はジンの方である事が判明し、ユージはすぐに追い駆けますが、ジンに自分が乗って来たパトカー(覆面車)を盗まれて逃げられてしまいました(笑)

 

そして(横浜港)署に戻った所で課長から今回の事件は(神奈川)県警が引き継ぐから手を引くようにとタカとユージは告げられます。

タカとユージは納得出来ず課長に反論しますが、特にユージはパトカーを盗まれた事がバレたくないが為に大いに課長に刃向かおうとします(笑)

しかし、聞き入れて貰えない事から、タカとユージは独断で捜査を始めていきますが、事件現場のスナックにも県警がやって来て捜査をさせて貰えません
しかし、県警が来る前にお店のマスターから聞き取りした所、マスターは何も盗られていないと証言していました、、、

 

そして、タカは自分で撃って逮捕したビトウが入院している病院に向かい事情聴取をしようとしますが、病室の前には県警の警官が警備をしており近づけません
ただ、ビトウは何かに怯えている様子である事だけは分かって来ました、、、

再び署に戻ったタカとユージは課長の目を盗み同僚達と捜査会議を始めた所、2人の身元が判明しますが、どちらも窃盗の前科があるだけで、今回の県警の異様な対応に疑問を持ち始めていきます、、、

 

するとユージの元にスナックのマスターから電話が入り、実はある連中から預かっていた1億円を盗まれたと白状します。
マスターは電話ボックスから電話を掛けて寄こしていましたが、ユージとの通話中に何者かによって射殺されてしまい、タカとユージはすぐに現場に向かった所、ライフルの弾痕が発見されました。

一方、署にいた課長の元に車の当て逃げ事故の知らせが入り、それが何と当て逃げしたのは盗まれたパトカーである事が課長にバレてしまい、そのパトカーは今も逃走中との事でユージはすぐにパトカーの追跡を始めます(笑)

 

そして、ようやく盗まれたパトカーを追い詰めますが、運転していたのは別の男で、ジンから頼まれたとの事でした。
ユージは運転していた男に拳銃を突きつけジンの行方を聞き出そうとした所、ジンには親しい女性がいる事が分かりました。

ユージはその女性が働いているバーに向かいジンの行方を聞くと、とっくに別れているから自分は知らないが別の新たな女性の名を教えてくれユージはその新たな女性の元へと向かい、署で話を聞く事が出来ました。

と言うのも、ジンは、この新たな女性(以後、彼女)が働いていたスナックに強盗に入ったからです、、、

 

しかし、彼女はジンの行方は知らないの一点張りであるが為に、マスターが殺されたのだからジンも狙われているだろうとユージが告げた所、彼女はジンから1億円を盗んで一緒に逃げようと言われた事を話し始め、スナックには時々集金に来る男達がいる事をユージに白状します。

一方の病院で張り込んでいるタカは、ビトウの病室の警備が更に増やされている事に益々疑念を深めていきます、、、

そしてユージは彼女を泳がせ尾行を始めます、、、