真の賢さとは ~賢者の贈り物から~:知り・考え・気づく事の実践

コミュニケーションにおいてトラブルになりがちなのは・・・

意見や見解の相違である事は少なく・・・

お互いに敢えてコミュニケーションを避けている隙間(話題)に生じやすい・・・

 

とお伝えして来ております。
そして、ここには、

 

過度な二者択一に陥らない事が大切で必要

 

との視点も《 同時に 》成り立ちます。
先のプレゼントの例からも、もうお分かりである事でしょうが、プレゼントに何が欲しい???などを聞かない事が「隙間(話題)」というものでは全くありません(笑)
つまり、過度な二者択一に陥らないとは、何でもかんでも《 善悪や正誤や是非 》に当てはめてしまう事の愚かしさを表しており、これが現在の世の中や社会における《 分断(分離) 》の原因となっております。

 

では、ここからは物語に《 繋げて重ねて 》という視点を活用し、本年のこれ迄の5回のTOPICSからポイントを抜き出してみます!

1月7日のTOPICS「2023年のキーワード:動と静と音 ~動的平衡を含め~」では、生物学者の福岡伸一 氏の提唱する、

 

動的平衡 = 生命は絶え間のない流れの中で合成と分解がバランスを取っている

 

との紹介の元に、福岡 氏が研究に行き詰まった際に想い出した、

 

生命は機械ではない、生命は流れだ

 

との言葉(論文)、そして福岡 氏自らの提唱としての、

 

生命には「部分」はない

 

との言葉も取り上げました。
と、ここで物語では『 賢い人は、なんてばかなことをしたものだ、というかもしれません。 でも、どうでしょう? 本当の賢者は、ジムとデラのほうではありませんか? 』との締め括りがされていましたね!

《 多様性(の尊重) 》という事も最近ではようやく言われるようになって来ましたが、これも先程の《 生命には「部分」はない 》との言葉から、

 

そもそもが多様性(皆、人それぞれ違いがある)が自然で当たり前の事であって・・・

多様性を社会や世の中における《 部分(という存在) 》にしてはならない・・・

 

と言えるかもしれません。
そして、これも最近ではAI(人工知能)が社会の多くの場面で活用されるようになって来ています。
勿論、役立つ面も(それなりには)ある事でしょう。
そして、『 賢い人は、なんてばかなことをしたものだ、というかもしれません。 』とありましたが、

 

今回の物語の二人をAI(人工知能)であれば・・・

どのように《 評価 》し・・・

どのような《 判断 》を下すのであろうか・・・

そして・・・

《 あなた 》であればどうでしょうか・・・

 

これも最近では色々な事柄を《 他人任せ 》にする傾向が度を超して来つつある感も見受けられます。
ちなみに、前回のTOPICSをお読みになられた方では、ここでは何かピンッ!!!と来るものがあったかもしれませんね!?(笑)

そして、この回のTOPICSの締め括りにおいては、

 

「動」も・・・「静」も・・・

どちらも「音」であり・・・

「音」とは自らが(自らで)「発する」もの!!!

 

とコメントしておりましたが、物語の二人に自由に《 繋げて重ねて 》当てはめてみて下さい(笑)