多様な生命から人間という自分を知る ~私の蝶育て奮闘記!?も(笑)~

一皮剥(む)ける・・・

 

という成長を表す言葉もありますが、果たして、特に今現代に生きている私達人間は、、、この一皮を自らの栄養分としているのでしょうか、、、???
逆に「厚顔無恥」との言葉のように、一皮剥けるどころか、よく言われる(ネガティブな意味での)「面(つら)の皮が厚い」とはなっておりませんでしょうか、、、???

 

と、ここで全く持ってどうでもいい余談ですが、このような蝶育てをしていたある夜、ベッドに入ってお酒を飲みながら古いカセットテープの音楽を聞き、何とはなしに脱皮して間もないイモムシ(この成長過程は後に出て来ます)が暮らしている虫かごを眺めていました。
すると、ある歌が流れ出した途端、このイモムシがもの凄い勢いでヘンルーダを食べ始めました!!!
その歌とは、私のようなアラフィフ(50歳前後)ではご存じの方も多いかと思われますが、

 

《 黄色と黒は勇気のしるし 24時間戦えますか 》

 

のフレーズで有名な『 勇気のしるし ~リゲインのテーマ~ 』(作詞:黒田秀樹)の歌でした(笑)
この歌は栄養ドリンクのリゲイン(現:第一三共ヘルスケア)のCMソングとして1989年に発売され、俳優の時任三郎さんが牛若丸三郎太というキャラクターに扮して歌っていた曲です。

今の時代から見れば、ブラック企業応援歌!?!?!?とも思われる(かもしれない)歌詞ではありますが、「今の視点」からだけで判断するのではなく、その時々の状況や環境を考慮に入れた「過去(当時)の視点」も必要で大切なものとなります!
なぜなら、

 

「今の視点」でこのように(ブラック企業応援歌!?)思える(判断出来る)という事は・・・

(変えていかなければなどの)「気づいて」来たからこそ可能となっている!!!

 

からです。
ちなみに、卵が黄色で、そこから最初に生まれて来る幼虫が黒茶色とは言いましても、先程の「脳腸相関」のような、今回の歌とイモムシとの行動には「相関関係」はないと思います(笑)

 

では話を戻しますが、黒茶色の幼虫の時にも幾度も脱皮を繰り返しながら、ある時点で皆さんも見た事があるような、いわゆる緑色のイモムシへと成長していきます!
ちなみに、このイモムシになる際の脱皮した殻も同じように全て食べておりました(笑)
そして、イモムシの状態でも食べて寝てフンをしてを繰り返し、準備が整った所で体内の水分を一気に吐き出す時がやって来ます!

と、この光景も観察出来たのですが、その時に私が感じたのは、人間の妊娠においても破水という現象があるなぁというものでした(笑)

 

この水分を吐き出した後は、今まで見た事ない位にイモムシは活発に動き回り始めます!
と言うのは、安全にサナギになる為の場所探しをしているからです!

そして、サナギになる為の落ち着き先が見つかると、口から糸を出して、数時間掛けて自らの体を固定すべく、とてもとても「丁寧に」体に巻き付けていきます。
なぜなら、この段階が蝶の成長における最大の見せ場!?山場!?のようなものであり、失敗してしまうとその時点で生きられなくなる(蝶になれずに死んでしまう)事も多々あるそうで、まさに命懸けで行っている様子が私にもヒシヒシと伝わって来ました!

こうして、無事にサナギになると、足も消えて!?いき、幼虫やイモムシの時の姿とは変わってしまいますが、1週間から10日程で見事な蝶となり巣立って行くようになります!!!
ちなみに、この飛び立つ際にも体を軽くする為に体内の余分な水分をオシッコのように吐き出していきます(笑)