多様な生命から人間という自分を知る ~私の蝶育て奮闘記!?も(笑)~

私の知人に蝶が大好きで、卵を保護し蝶として巣立たせる事を行っている人がいらっしゃいます。
その方から昨年には羽化直前(間もなく蝶になる)のサナギを頂いておりました。
既にサナギの状態ですので、お食事をする事もフンをする事もありませんので、特にお世話する事も何もないのですが、蝶となった暁には、飛べるようになるまで少なくとも数時間は羽根を乾かす事が必要であり、それを見守り頃合を見て網戸に移し、その後は蝶に全てをお任せしつつ巣立って(飛び立って)いくのを楽しむ事をしておりました!

 

私が小さい頃にはカブトムシやザリガニなども飼っていましたが、やはり!?大人になるにつれて昆虫などを触るのが怖くなっていき、本当に何十年振りかで生命との関わりを持った事になりましたが、何のお世話をしていなくとも、縁あって私の家から巣立っていくのを見ていると愛情も涌いて来ていました!
勿論、蝶が「なつく」という事はほぼありませんので私の「片思い」ですが(笑)

このような昨年からの「経緯」があり、今年の春にその知人の方からヘンルーダ(ミカン科)という植物のプランター(植木鉢のような容器)を頂きました。
と言いますのも、このヘンルーダはナミアゲハ蝶などの幾つかのアゲハ蝶の好物でもあり、その葉っぱに卵を産み付けてくれる事がある事から、運良く卵が産み付けられた暁には超超超不器用な私ですが育ててみよう!!!と思ったからです(笑)

 

そして、プランターを頂いてから1ケ月程した所で、葉っぱに既に幼虫となっているのを見つけ、その後は葉っぱに2つの卵を見つけ、計3匹を保護し、最初の一羽目は先日無事に巣立って行き、残り2羽(2匹)はまだ幼虫の段階です!

そして、知人から育て方を教えて貰い奮闘!?している最中ですが、お世話というのはヘンルーダ(お食事兼寝床)を取り替えて上げたり、時折フンの掃除をしてあげる位のもので、私でもそれなりに!?務まっている模様です(笑)

では、ここからは今回の私の蝶育て奮闘記!?という「経験」から蝶の成長過程というのを少しだけ見て参ります!

 

最初の段階の卵というのは丸くて綺麗な黄色をしており、大きさは2~3㎜程の、本当に小さいものです。
そして、1週間程経った頃には卵が少しずつ黒っぽくなって来て、その後間もなく体長1㎝程の黒茶色の幼虫が殻を破って生まれて来ます。

その光景を見ていた当初の私はどうして2~3㎜程の大きさの卵から、体長1㎝程の幼虫が出て来れるのか???と気づいていませんでした!
と言いますのは、私が勝手に卵の大きさと同じ体長の幼虫が出てくるものと「思い込んでいた」からです(笑)

ただ、その後に気づいたのは、卵の中で幼虫が丸まって存在出来ていれば可能じゃないか!!!と思い至りましたが、これって自分達人間の赤ちゃんの時と同じだね!!!と目から鱗(うろこ)状態でした(笑)

 

そして、この黒茶色の幼虫の状態で数週間程過ごしていきますが、その間には幾度も脱皮を繰り返しながら、ドンドン大きく成長していきます!
そして、この成長過程で行われている事を観察していると、

 

ちゃんと食べて・・・

よく眠って・・・

ひたすらフン(ウンチ)をする!!!

 

という光景でした(笑)
ただ、これも私達人間の赤ちゃんの時の状態と、とてもよく似ています!!!

 

更に、幼虫は脱皮した自らの体(殻)さえも食べて栄養分としています!
ちなみに、これは卵から反ったばかりの幼虫でも同じでした(卵の殻を食べていた)(笑)
なので、殻が見つからない時も多々あり、一体全体いつ脱皮したの???と思う事がよくありました(笑)
ところで、私達人間におきましても、