リモートでも人を育てられる&仕事も覚えられる!? ~どの五感を活用するか~

そこで活用する素材ですが、それが2013年に放映されたドラマ《 dinner 》(フジテレビ系)になりますが、ごく簡単にドラマの背景を最初に説明致します。

あるレストランのオーナー兼メインシェフの男性が病に倒れ、意識の無い状態が続いていました。
そこで、この男性の娘さんがオーナー代理を務めて奮闘していきますが、客足が以前のように戻って来ない状況になっていきました。
そして、父に代わり得る新たなシェフを引き抜いてきますが、このシェフがぶっきらぼうで口も悪く、いわゆる料理バカ!?とも呼べるような、料理の事しか頭に無く、予算も関係無しに自らの好きな料理を作り、お客様から美味しい!!!と喜んで貰い、それにより自らの自信も更に膨らませていけるという、ある意味ではとても羨ましい個性のシェフです(笑)

と、このような背景がある中で、今回は第9話から、このレストランで起こった、ある一日の出来事を眺めて参ります!

 

午後12時 】:

(料理バカ!?の)シェフはケータリング(出張)の以来で先方の場所に出向き、そこでお客様に料理を提供している一方、レストランでは夜のディナーの仕込みで忙しくしています。

 

午後1時 】:

ケータリングでの食事も終わり、シェフはお客様から賛辞の言葉を頂き、得意満面の笑みで対応している一方、レストランでは代理オーナーたる娘さんと、接客担当のチーフ(主任)との間で、今日は予約が少ない事などを話していました。

 

午後2時 】:

ケータリングチームは帰り支度を終え、午後4時頃にはレストランへ戻れるとの報告をし帰路に着こうとしている所、シェフがお土産を買うので市場に寄る事になりました。

 

午後2時30分 】:

シェフ達は市場に到着しましたが、実はお土産というのはシェフが自分の為に食材を買う事が目的であって、豊富な魚介類の品揃えを目の前にし、シェフは舞い上がって喜色満面です(笑)
一方のレストランでは、副シェフと呼べる人が音頭を取り、着々と仕込みが進められていましたが、この副シェフが食材の段ボールを運ぼうとした所、ギックリ腰になってしまいました!

それでレストランでは悩みながらも、シェフ達もお店のオープン迄には戻って来られるとの事で、部下の料理人達が仕込みを続ける事になりました。

 

午後3時 】:

ケータリングチームはまだ市場でのんびり過ごしていた所、娘さんから副シェフがギックリ腰になった事を教えられ、早急に戻る事になりました。

 

午後4時 】:

ケータリングチームは車を走らせていましたが、渋滞を避ける為に抜け道を使った所、道に迷ってしまいます(笑)
そこで娘さんにお店のオープンには遅れそうとの連絡を入れ、シェフは本日の予約状況であればお客様の人数も少ない為、3人の半人前シェフ達にそれぞれの料理を担当させるよう指示を出しました。

と、接客チーフは本日は予約のみのお客様でほとんどがコース料理の注文であり、シェフが戻って来る迄は予約以外のお客様を断る対応を取る事に決めました。
半人前のシェフの一人は自信満々で対応出来る!と豪語し、残りの二人は不安げな思いを抱いていました。

 

午後5時44分 】:

オープン直前のミーティングでは、接客チーフは接客係とソムリエに対し、厨房での事情はお客様には関係の無い事だから、いつも通りに接客すればそれで良い、と伝えます。

 

午後5時55分 】:

予約のお客様もやって来て、いよいよ3人の半人前のシェフ達の料理が開始されていきます!
その一方、ケータリングチームはまだ迷子の途中です(笑)

 

午後6時15分 】:

レストランでは着々と料理が進められている中、副シェフは何とか現場復帰しようとしますが、腰が痛くて断念します(笑)