Xジェンダーと性別ゼロ(前半) ~多様性が生み出す新たな少数派にも目を向ける~

では、ここからは今回の締め括りとなっていきますが、この番組では《 2016年 》6月に行われたLGBT総合研究所の調査において、心と体の性別が一致しないトランスジェンダーは0.47%であり、およそ200人に一人存在していると考えられている、との結果も伝えておりました。

そして、空雅さんと直接の関係性はありませんが、この番組で紹介されていた、差別や偏見などに対しパレードを主催して声を上げているNPO法人の東京レインボープライドの共同代表理事であり、ご自身もトランスジェンダーである(体は女性として生まれた)杉山 文野 氏の言葉をご紹介致します。

杉山 氏:
『 当事者の方からの相談は、多いのは家族へのカミングアウトというのは本当に多いです。
  大きな課題だと思っていて、親を一番悲しませるんじゃないかとか、親を傷つけてしまうんじゃないか、こんな自分は親不孝者なんじゃないかっていう事を、自分(当事者)が思っているというよりも、周りの環境によって思わされている部分があると思うんですね。
  僕自身ずっとそうでした。

  当初、性同一性障がいって言葉が出始めた頃だったんで、あのぁ、これだと思うんだけどって(親に)言ったら、まぁ、目も見てくれずにですね、まぁ、あのぉ、そんなはずがない(杉山 氏は性同一性障がいではない)と、で、頭オカシイから病院行け、みたいな、自分(親)が女子校へいれたせいなんじゃないかみたいな所がスタートだったんですね。
  母親も、まぁ当初はこう受け入れてくれてと言いながらも、ずっと葛藤はあったと思うんですよね。
  親だからこそ、あのぉ、分かってくれる事と、親だからこそ分かりたくない事と、両方あると思うんです。 』

 

では、今回の前半はここで終了となります!
そこで、今回のテーマとしての「性の多様性」に限らず、

 

全ての人において・・・

様々な出来事や物事などにおける経緯も背景も状況も環境も・・・

ましてや「思い・言葉・行動」もそれぞれ(各人毎に)違う・・・

 

というのも事実であり真実です。
そして、今回のような、例えば「性の多様性」というテーマを、

 

ほんの少し(頭の片隅に)「知って」おくだけでも・・・

「性の多様性」はもとより・・・

その他の「あらゆる面」に・・・

臨機応変に活用も対応も出来るようになり・・・

たった「ひとつのテーマ」だけからでも・・・

充分に「考える(事が出来る)」素材となる!!!

 

という点が、今回の前半の趣旨の「ひとつ」でもあります(笑)

そして、次回の後半では、空雅さんは直接に幾人かの人と出逢い、、、お互いに話し、、、そして、、、更なる変化を遂げていく、、、とのものになって参ります!!!

 

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