「情報」で繋がって重なっている免疫(細胞)と量子 ~今さら聞けない!?免疫の仕組みも~

では、進めて参りますが、私達の体の中にはおよそ2兆もの数の免疫細胞が存在しています。
ウイルスの多くは最初に口や鼻から吸い込む事により、まず気道を通って行く事が多いです。
そこで、気道には体に入って来たウイルスなどを掃除する線毛というのが存在しています。
これはトローチなどのコマーシャルで映像として見た事がある方も大勢いらっしゃるかと思います(笑)

しかし、この気道の線毛をすり抜け、肺などに達するウイルスも出て来ます。
そして、ウイルスが(例えば肺などの)細胞に近づき、細胞表面にある突起(大きさは10万分の1㎜)に結合すると、そのウイルスは細胞の中に潜り込み、これが感染(した)と言われるものになります。

ちなみに、ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、このウイルス側の突起部分が王冠(ギリシャ語でコロナ)や太陽の光冠(コロナ)に似ている事からコロナウイルスと名付けられています。

 

この細胞における突起というのは、本来は細胞にとって必要な物質(栄養素など)を取り込む際の鍵穴の役割をしていますが、細胞の中に入れるのは、この鍵穴に合致する(本物の)鍵を持っているものだけになります。
しかし、ウイルス側の突起においては、いわゆる偽の鍵の役割を果たすものもあり、これによってウイルスが細胞への侵入に成功すると、その細胞の中で増殖し、増殖後に再び細胞の外に出てくるようになります。
そして、外に出て来たウイルスは別の細胞へと移動していきます。

そして、この初期の段階で活躍(活動)してくれるのが免疫細胞となってきます!
では、その働きを見て行きましょう!

 

ウイルスに感染した細胞は、ある粒(子)を放出させます。
この粒(子)というのが免疫細胞に危険を伝える警報物質(インターフェロン)と呼ばれるものであり、血流に乗って私達の全身に拡がって行きます。
そして、この警報メッセージを受け取るのが血管の中に存在している食細胞(好中球)と呼ばれる免疫細胞になります。

この食細胞が警報メッセージを受け取ると血管から外に出て移動を開始し、感染現場へと向かって行きます!
そして、ウイルスなどを見つけると丸飲みします!
しかも、自分より大きなウイルスなどでも飲み込みが可能です(笑)
これが《 自然免疫 》と呼ばれる、生まれつき私達の誰もが兼ね備えている免疫システムです!

では、ここ迄におきましてイメージなどは掴めましたでしょうか???(笑)
何とな~くで大丈夫です!
では、先に進みましょう!