占い依存症とディドロ効果 ~耳障りの善し悪しに気づき本末転倒に陥らない~

第366回:『 占い依存症とディドロ効果 ~耳障りの善し悪しに気づき本末転倒に陥らない~ 』
【 参照キーワード:占い依存症、ディドロ効果、共依存、依存症 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

ところで、今回は「占い依存症とディドロ効果 ~耳障りの善し悪しに気づき本末転倒に陥らない~」というテーマをお届けして参りますが、まず、占い自体が悪い訳でもありませんし、占いに対する他意もありませんのと、占いが好きな方々への非難や批判という趣旨も全くありませんので、最初にその点は重々に誤解の無きようお願い申し上げます!

 

そして、私自身は占いに関してはほとんど知りませんので間違っているかもしれませんが、占いと言いますと、手相や顔相、占星術やタロットカードなど、それこそ占う人の数ほど存在しているのかもしれませんし、また、朝の情報番組等でも今日のラッキーアイテムなどが紹介されていたりなど、比較的身近なものなのかもしれませんし、神社仏閣などでのおみくじも同じような性質であるのかもしれません(笑)

このように、占って貰ったり、あるいは、占いからヒントを貰ったりなどはある事でしょうし、それがご自身にとって励まされたり奮起を促してくれたりなど、役立つものとなるのであれば自由に活用して良いと思います。
ただ、他の様々な依存症と同じように、占いに関しましても、その陥りやすい危険性については知っておいて損は無いのかもしれません。
そこで、最初に、かつ、最大のポイント、それが、

 

自分に耳障りの良いアドバイスだけをしてくれる所を延々と渡り歩き続ける人は・・・

依存症への「入り口」に向かっており・・・

自分に耳障りの悪いアドバイスにもちゃんと耳を傾ける人は・・・

解決への「出口」に向かっており・・・

 

という風に、その先(将来や未来)への分岐点というのが明確に分かれやすい性質があるのが占いの特徴であるかもしれません。
そして、後者の姿勢では特段の害も無い事でしょうし、活用出来る面も見出しやすくなる傾向が高くなるかもしれませんが、前者の姿勢ではやはり問題を生じやすくなります。
つまり、前者の姿勢(耳障りの良い言葉しか聞かない)が昂じていくと、

 

自分でも無意識の内に・・・

(コミュニケーションの)相手が自分にとって「敵」か「味方」かという「二者択一」で判別する癖が身に付いてしまい・・・

なおかつ、それに自らで気づき辛い状態になる・・・

 

という事に結び付きやすくなっていきます。
そして、

 

このような(前者の)姿勢が自らの身近な人間関係や日常生活(職場も含め)にも・・・

自分でも無意識の内に「反映」されていきやすくなり・・・

いわゆる自らがトラブルの種になっている事にも気づき辛くなっていく・・・

 

との結果にも成りかねません。
そして、このような前者の姿勢における最も危険な状態というのが、

 

次第に自らの「軸」や「芯」が崩れていき・・・

自分自身を「見失って」しまう事で・・・

他の人からコントロールされやすくなり・・・

その事にすら自らで気づき辛くなってしまう・・・

 

という怖れがとても高くなります。
そして、もうお分かりかもしれませんが、これが、