アン氏:
『 職業訓練のプログラム、刑務官の親身な対応が功を奏している事は明らかです。
しかし、受刑者の更生にこれほど豪華な設備が必要かどうか、このやり方で実際に再犯率を大幅に下げる事が出来るのなら、多少の贅沢は許されていいでしょう。
ハルデン刑務所を後にして、思いを巡らせているの、、、
この3日間、私が目にしてきたもの、果たしてそれは空虚な設備に莫大な金をつぎ込んだユートピアに過ぎないのか、それとも、犯罪者を更生させる為の切り札、彼らの光明となり得るのか??? 』
では、長くなってしまい申し訳ございませんが、番組の紹介はここで終了です!
そして、今回は刑務所や犯罪や更生という点ではなく、「多様性を考える」という面に焦点を当てる趣旨であった事を、今一度想い出してみて下さい(笑)
今回の刑務所という素材一つにしても、制度や仕組みの「違い」、文化や歴史的背景の「違い」など、様々な側面が「反映」されてのものです。
故に、「善悪」や「是非」、あるいは「正誤」などの問題ではありません。
では、あくまで私個人の「視点」としてですが、締め括りと致しましてごくごくシンプルかつ簡潔にお伝えしてみます!
今回の刑務所という素材に限らず、他のあらゆる面におきましても、
国同士での違い・・・
国内でも地域同士での違い・・・
家庭同士での違い・・・
個人(の内面)同士での違い・・・
このような「違い」が存在するのは「当たり前」で自然な事・・・
という、これもごくごく「当たり前」な点をまずは「考えて」みて下さい。
そして、
「考える」一歩というのは・・・
ある意味での「当たり前」に気づく(発見する)事であり・・・
なぜなら・・・
ある意味での「当たり前」に気づく(発見する)事が出来なければ・・・
それが本当に「当たり前」の事なのか???
という「疑問」も湧いてこない・・・
からです。
そして、このように、
「気づく(発見する)」・・・
「疑問」が湧いてくる・・・
この「繰り返し」が「考える」という事・・・
なのかもしれません!?(笑)
そのような意味からは、「考える」というのは「難しい」のではなく、慣れるまでは少々「手間」が掛かるというのが「本音」に近いのかもしれませんね!?(笑)
※ この箇所は後日談となりますが、この刑務所というテーマに関しては2023年2月4日の第444回目のTOPICS『 評価し評価される事の難しさ 』において続報も掲載しております!
※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。