時には「厳しさ」を活用したコミュニケーションも ~見て見ぬ振りは真の優しさ!?なのか~

教官:
『 その通りだ。
  君のせいで彼は飛び降りた。
  悪いのは君だ

  何故、またここに帰って来た?
  何故だ!? 』

女生徒:
『 それでも、、、 』

教官:
『 それでも何だ!?
  、、、何だ!? 』

女生徒:
『 警察官になりたい、、、警察官になりたいんです! 』

教官:
『 ここを卒業したら、君は市民の命を背負う事になる。
  分かってるな? 』

女生徒:
『 はい。 』

教官:
『 立て! 』

女生徒:
『 はい。 』

教官:
『 言ってみろ。 』

女生徒:
『 ここを卒業したら、私は市民の命を背負う事になります。 』

教官:
『 もう一度。 』

女生徒:
『 ここを卒業したら、私は市民の命を背負う事になります! 』

教官:
『 もう一度! 』

女生徒:
『 ここを卒業したら、私は市民の命を背負う事になります!! 』

教官:
『 もう一度。 』

女生徒:
『 ここを卒業したら、私は市民の命を背負う事になります!!! 』

教官:
『 もう一度言ってみろっ!!! 』

女生徒:
『 ここを卒業したら、私は市民の命を背負う事になります!!!! 』

教官:
『 もう一度だっ!!! 』

女生徒:
『 ここを卒業したら、私は市民の命を背負う事になります!!!!! 』

教官:
『 もう一度っ!!!!! 』

女生徒:
『 ここを卒業したら、私は市民の命を背負う事になります!!!!!! 』

教官:
『 君はもう、、、「○○(自殺未遂をした男生徒)」の事を背負っている、、、

  それを忘れるな、、、 』

女生徒:
『 はい。 』

教官:
『 明日から、卒業検定の試験が始まる。
  背負った仲間の為にも必ず合格しろ!
  全力で挑め! 』

 

では、この二人の「やり取り」はここで終了です!
如何でしたでしょうか???
また、「あなた」なりに、今回のテーマでもある「厳しさ」に関して、どのように「眺めた」事でしょうか、、、
実際のドラマでの「耳で聞くセリフ」と、このTOPICSでの「目で見る文字」では印象も違っては来ますが、少しはイメージ出来ましたでしょうか???(笑)
どのようなイメージでも、どのような「眺め方」であっても大丈夫です!

 

ところで、私が行っているカウンセリング等におきましても、時には「厳しさ」という面も活用する事はあります。
が、しかし、それは、

 

高圧的(威丈高)でもなく、上から目線でもなく・・・

「口調(語調)」や「言葉」を慎重に丁寧に選びながら・・・

 

という風に進めておりますが、この際に活用する幾つかあるポイントの一つが、ここまでの「セリフ」の中に既に出て来ておりました(笑)
「あなた」はそれに「気づき」ましたでしょうか???
もし、宜しければ、ここから先に進む前に、「振り返って」みても大丈夫ですよ(笑)

では、進めて参りますが、そのポイントの一つ、それが、