「(過度な)二者択一」は避けた方が望ましい理由 ~グラデーション(濃淡)の活用を~

第334回:『 「(過度な)二者択一」は避けた方が望ましい理由 ~グラデーション(濃淡)の活用を~ 』
【 参照キーワード:完璧主義、潔癖性、白か黒か、グラデーション、濃淡 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です!

本年は新型コロナウイルス「一色」の年と言っても過言では無い程の多大な影響もありましたが、その2020年も12月、所謂、師走に入り、例年通りであっても「気忙しい」時季である事に加え、今回のコロナが更に「加味」されている事も踏まえ、より「慌ただしい」心持ちの方も多いかもしれません。

そして、本年のTOPICSにおきましては、特に「繋がり」と「重なり」、そして「真の動機」、また「(過度な)二者択一」というキーワードを頻繁にお伝えして参りましたが、この傾向は来年も続く(場合によっては拍車が掛かる)事も予想されます。

そこで、ポジティブな意味での、来年への「繋がり」と「重なり」という「反映」を生み出す為にも、今回は「「(過度な)二者択一」は避けた方が望ましい理由 ~グラデーション(濃淡)の活用を~」というテーマをお届けして参りますが、先のコメントのように「気忙しい」最中(さなか)でもございますので、出来る限りシンプルに、かつ、身近な「メタファー(比喩)」を活用して、「瞬発的」に皆さんの潜在意識に届けられるよう「創意工夫」をして進めて参ります!

では、早速入って参りますが、何故、「(過度な)二者択一」は避けた方が望ましいかの理由ですが、それが、

 

「(過度な)二者択一」は・・・

一見すると「選択肢」が提示されているかのような錯覚を起こさせるが・・・

その実は・・・

「身動き出来ない」状況を創り出してしまい・・・

結果として何の「行動(作為)」も起こさせない働きをしてしまう(可能性が大)・・・

 

という事です。
そこで、一つの例えとして、「あなた」が小さなお子さんであると仮定し、親御さんや先生や周りの大人から次のような事を言われていると想像してみて下さい。
それは、

 

テストでは「100点」を取らなければ全く意味が無い

 

と。
勿論、このような挑発?叱咤激励?に応えてやろう!と、奮起して「100点」を目指して頑張るというケースもある事でしょう(笑)
そして、何故、これ(この例え)が「(過度な)二者択一」なの???と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
では、次のケースをこれも「あなた」に当てはめて考えてみて下さい。

 

「あなた」は一生懸命に頑張って・・・

「99点」を取れた!!!

が、しかし・・・

それでは「全く意味が無い」と言われて(思われて)しまう・・・

 

如何でしょうか???(笑)
そして、このようなケースにおいて、

 

その「次」に・・・

「あなた」であれば・・・

どのような「行動(作為)」を取る(取っていく)でしょうか・・・

 

これも如何でしょうか???
勿論、ここでも残りの「1点」をテストで「加味」出来るように奮起するケースもあるかもしれません。
しかし、おそらく多くの場合では、