「(過度な)二者択一」は避けた方が望ましい理由 ~グラデーション(濃淡)の活用を~

「100点」しか全く意味が無いのであれば・・・

一生懸命に勉強して(作為)「100点」を目指すよりも・・・

勉強しないで(不作為)「0点」を取る方が遙かに楽チン!!!

 

なぜなら・・・

「99点」でも「1点」でも、はたまた「0点」でも・・・

同じく「全く意味が無い」のだから・・・

 

となってしまうかもしれません。
そして、これは「極端」な例えと思われていらっしゃるかもしれませんが、今回のテーマは「(過度な)二者択一」となっておりますので(笑)
そして、このケースでは、

 

「逆」に・・・

努力などの「行動(作為)」を取る事に・・・

全く意味を見い出せなくなる(身動き出来なくなる)・・・

 

という事に結び付いてしまうかもしれません。
ところで、年末年始と言えば初詣などもありますが、赴いた際にはおみくじなどを引く方も多いかもしれません。
そこで、おみくじなどを引く際に、仮に「あなた」が、

 

「大吉」以外は全く意味が無い・・・

 

と「考えて」いたとします(笑)
そして、ここでの、

 

「~以外は」という所には・・・

「(過度な)二者択一」の・・・

「カラクリ」が潜んでいる!!!

 

という点を覚えておいて下さい(笑)
つまり、

 

一見すると・・・

「~以外は」という「選択肢」が無いような錯覚を起こさせるが・・・

その実は・・・

「大吉以外」は「全てが(大)凶」などの・・・

「対極」とも言える「対象」が必ず背後に隠されている・・・

 

からです。
そして、この「~以外は」を過度に当てはめてしまうと、

 

中吉や小吉や末吉などの・・・

「多種多様」な「存在」が覆い隠されてしまう・・・

 

といった副作用?のようなものを生み出してしまう怖れがあります。
そして、おみくじのケースにおきましては、

 

大吉以外は「全てが(大)凶」という「(過度な)二者択一」になってしまうと・・・

(「吉」関連を引いた際に感じる)希望や前向きさなどの「思い」を・・・

制限したり、時には削ぎ落としてしまう・・・

 

という結果にもなりかねません。
ここ迄は、何となくお分かりになりますでしょうか???(笑)
最初のテストのケースでは、「0点」を取るためには勉強しなければ良い(不作為)という楽チンな方法も考えられますが、おみくじのケースでは「逆」に「(大)凶」を引き当てようと願い、いくら「行動(作為)」に移したとしても実現出来ない可能性も残されてしまいます(笑)

 

そして、「(過度な)二者択一」という側面では、「黒(色)」と「白(色)」を思い浮かべるケースも多いです。