なぜなら、
「自己(私)」の存在を抜きにしては、そもそも「他者(相手)」は存在しようがない!!!
からです(笑)
なので、これは「自己中」という意味とは全く違います!
例えば子どもさんの病気などで、親御さんは自らの命と引き換えに、、、などの思いを抱く出来事も実際にあります。
これは素敵な素晴らしい思いですが、「子(他者)へ向けた意識100%」と「親(自己)へ向けた意識0%」との両立は不可能(成り立ち得ない)という事になります。
【 承認欲求には「調和とバランス」の視点を当てはめる 】
つまり、
承認欲求における「繋がり」と「重なり」とは「調和とバランス」を意味している
という事です。
故に、子どもさんの場合であれば「(子)他者へ99%、(親)自己へ1%」などもあるでしょう。
夫婦や恋人の場合であれば「(配偶者など)他者へ70%、(私)自己へ30%」などもあるでしょう。
夫婦や恋人では私という自己へ99%!?いや、100%!!!というケースもあるかもしれませんが(笑)
承認欲求における調和とバランスは関係性によって変化し、そのように変化させても良い!!!
という事です!
勿論、この「関係性」には「人間」だけではなく「ペット」も含まれる人もいるでしょう。
また、SNS等で自分の食事を掲載するなどの場合では、それで「他者」を傷つけない範囲であれば「その人の自由」と捉えて良いです。
もし、それを見た人の中で「他者」が気になり過ぎる場合には「放念」すれば良いですし、「見ない」という選択もあります。
【 「課題の分離」を自己満足に活用 】
ただ、困ったちゃん!?のケースも確かにあります(笑)
その人は「見てくれない! 反応してくれない! コメントしてくれない! いいねを押してくれない!」などの反応をしてくるのでしょう。
しかし、そのケースでは、その人(他者)の問題(承認欲求)という「課題の分離」が必要になってきます!
そして、
そのような「課題の分離」をした事で・・・
相手との「関係性」に変化が生じたら(疎遠など)それはそれで構わない!!!
という、ある種の「自己満足」が功を奏すケースもあります!
言わば「(過度な)八方美人」にならない!!!とも言えます(笑)
勿論、これは無視するなどの「イジメ」とは全く意味合いが違いますので、その点は重々にご理解下さい!!!
そして、困ったちゃん的な承認欲求の「本質」にあるのが、TOPICSでも繰り返し伝えている、
(過度な)感情優位の状態
に陥っている証(体現)となっています。
そして、これの最たるものがSNS等での(特に「匿名」による)「誹謗中傷」という事象です!
【 過度な二者択一に陥らない 】
これもTOPICSで幾度か紹介していますが、マザー・テレサは『 理解されるよりも理解することを 』という言葉も残しています。
しかし、マザー・テレサの真意も「(過度な)二者択一」ではないと思います。
ちなみに、私はキリスト教徒でもありませんし、無宗教です(笑)
確かにマザー・テレサは多大なる奉仕の人でしたが、自らは飲まず食わず、着るものも身に付けず、屋根のないお天道様の元で生活していた訳ではありません。
やはり「自己も大切」にしながら、「他者への奉仕」では「調和とバランス」を考え、その時々の出来る範囲内での「最善を尽くす」のを心掛けていたように感じます。