もしコロナ禍にヒトラー(のような存在)が現れたら ~嗅覚を磨く~

【 テレビでは伝わらない 】

私の母が病院で亡くなった時、タクシーで母(遺体)と共に帰りました。

そして、運転手の私への気遣いから、帰りの道中では雑談をしました。

ちょうど、東日本大震災の翌年だったので、その話題も出ました。

 

すると、運転手は被災者の遺体搬送の応援で、被災地に出向いたそうです。

そして、遺体が放置されている場所には、目印として旗が立てられていたものの、テレビのニュースでは、その映像は自粛されたと教えてくれました。

更に、次の事も教えてくれました、、、

 

運転手:
『 とにかく「臭い」が凄(すさ)まじかった。 ニュースの映像では到底伝わらない。 その時の「臭い」は体験しないと分からない。 

 

 

では、番組の「証言」に戻ります!

 

【 臭いで目を見開かされる 】

先ほどの通り、父を強制収容所に送られた後の彼は、空軍のパイロットになりました。

しかし、その時、ヒトラーに「疑問」を持つ出来事がありました。

それは、ヒトラーが、

 

相手(敵)国の女性や子どもは巻き込まないと「口」では言いながらも・・・

実際は違っていた・・・

 

という事実でした。

 

なぜなら、彼自身がパイロットとして、無差別の空爆を命じられ、実行したからです、、、

そして、彼は次の通り話します、、、

 

『 何より「臭い」が凄かった。 瓦礫に埋まった死体の鼻をつく「臭い」。

  その下には、まだ掘り起こされていない人がいると分かりました。 戦争への《 幻想 》が消えました。

  これが戦争なのです。 《 人間 》が殺されるのです。 』

 

そして、その後、逆にドイツが攻撃を受けた「景色」を見て:
『 《 想像力 》さえあれば恐ろしい事態だと分かるはずです。 何千人も死んでいきました。 その多くが女性と子ども達です。

  《 無力感 》です。 何も防げないのだという。 』

 

 

番組で「証言」が放映された当時の彼は、99歳でした。

そして、自分の経験を若い世代に伝える事に関し、次の通り話します、、、

 

『 ヒトラーは私の怒りの源です。 私が学校を訪れて子ども達に《 語り続ける 》のは、隣人と共に生きる事、平和に生きる事の大切さ。 《 一人の言葉 》ではなく、《 多様な言葉 》を尊重する事が、いかに大切かを《 伝える 》為です。 』

 

では、ここで一端、番組から離れます!

そして、

 

どこか今に通じる「空気感」を・・・

「嗅ぎ取る」事が出来ましたか???

 

 

【 拡大する心の隙間 】

番組の様々な「証言」を総括すると、

 

当時のドイツの「混乱・混沌・虚無・退廃」の「空気感」の蔓延は・・・

「元」は「無関心」から発せられた・・・

 

という面を読み取る事が出来ます。

そして、同じ事は「今、現在」にも通じるものです。

 

しかし、

 

当時はドイツ一国だったものが・・・

今、現在は日本を含め、世界の多くの国々に「無関心」が蔓延している・・・

 

というのが、当時との「大きな違い」です。

そして、「無関心」を別の表現にすると、

 

(行き過ぎた)○○ファースト

 

になります。

また、それに留まらず、「嘘や詭弁」も同じく世界で蔓延しています、、、

 

 

そして、「焦(きな)臭い話」や「臭いものに蓋をする」などの言葉もあるものの、

 

「嗅覚」が磨かれていなければ・・・

何が「臭くて」・・・

何が「清浄(清涼)」かの・・・

判別が出来ず・・・

本末転倒の如く「清浄(清涼)」なものに蓋をしている・・・

 

というケースを、とても多く見掛けます。

そして、特にここ数年は、

 

「心の隙間」が広がり続け・・・

コロナ禍が「繋がって」「重なった」が故に・・・

「心の隙間」は更なる拡大を続けている・・・

 

という状況です。

 

 

そして、「心の隙間」が拡大している時は、

 

「言葉」や「ジャスチャー」を含めた「様々」な「暗示」が・・・

瞬時に入り込みやすくなる・・・

 

という傾向も拡大します、、、