魂の視点から見る墓終(じま)い ~想いを込めると自縄自縛を防げる~ 

お墓やご仏壇というのは、例えば、この世の私達が手にしている携帯電話と、あの世の方々が活用している携帯電話を繋ぐ、基地局のようなものです。
言わば、双方の「思い」を繋ぐ「増幅器」のような感じです。
そして、あの世の方々が活用している携帯電話は、それはそれは、超超超高性能!のような感じですが、

 

この世の私達が手にしているのは・・・

糸電話・・・

いえ、それよりも・・・

モールス信号のようなもの・・・

 

とも表現出来ます(笑)
つまり、あの世の方々にはお墓やご仏壇を介さなくとも、ちゃんとこの世の私達の「思い」は届いているのですが、残念ながら?私達の多くはあの世の方々からのメッセージを正確にキャッチするのが難しい側面があります。
この理由は、例えば、

 

この世の私達の多くは・・・

自らで視野を狭め・・・

自らで「曇り」を創り出しているが故に・・・

メッセージという「電波」を受信しづらい状況になっている・・・

 

とも言えます。
これは、曇りや雨の日には、衛星放送の画面が乱れたり、時には映らなくなってしまうケースと同じようにイメージして頂いても構いません(笑)
勿論、常にメッセージを受け取れる訳では無いという理由の一つには、この世の私達があの世の方々に「依存し過ぎない為に」という側面もあり、ある意味自然な事でもあります。

この「依存し過ぎない為に」というのは、この世の私達自身にも「考えて欲しい」との、あの世の方々の「善意の思い」が反映されているからでもあります。
そして、このようなメッセージは、目に見えずとも、耳に聞こえずとも、

 

心を「澄まして」いれば・・・

何かを「感じる」瞬間は・・・

必ず訪れている・・・

 

ものでもあります。
そして、もうお分かりかと思いますが、この何かを「感じる」という感受性を「高める」為に活用しているのが、お墓やご仏壇とも言える事になります。
故に、墓終(じま)いをしたからと言って、あるいは、お墓やご仏壇を持っていないからと言って、あなたの「思い」が届かなくなる訳でもありませんし、あなたにメッセージを伝える術が失われる訳でも全くありません(笑)

 

では、ここ迄においては、墓終(じま)いをする際の、ご先祖様などへのお伝えの仕方などは、ぼんやり?ながらも何となくの「感じ」は掴めて頂けている部分もあるかもしれません。
そして、もし、あなたがお墓の管理などをしている場合において、墓終(じま)いをする際に、

 

一番厄介???になるのが・・・

(ご親類などの)生きている人間の側・・・!?

 

というのは、より実感として理解出来るかもしれませんね(笑)
まず、人それぞれ様々な考え方や捉え方がありますし、ご先祖様や、特に、ご家族などの身内の方が先に他界されている場合においては、その方々への「思い」も様々でありつつ、そこに更に、言わば、思いの「深さや幅」というのが加味され、これもそれぞれに違ってくるのが自然な事でもあります。

そして、このような場合、もし、あなたがお墓を管理していない(誰かに管理して貰っている)というケースでは、

 

あなたの考えや思いを伝えるのは、勿論それで構わないが・・・

その先の「選択と決断」は・・・

管理をしている人に任せる(委ねる)!

 

という姿勢を意識してみる事と、もし、あなたがお墓を管理しているというケースでは、

 

周りの意見や考えに耳を傾けつつも・・・

最終的な「選択と決断」は・・・

あなたが握っている!

 

という気持ちを(強く)持つ事が必要になってくるかもしれません。
そして、このような「思い」のそれぞれの捉え違いなどにおいては、トラブルになるケースもあるかもしれませんし、(次第に関係が)疎遠になっていくケースもあるかもしれません。
このような場合においては、

 

向かう方向性の違いであるが故に・・・

それぞれの道(人生観)を歩む・・・

 

という、ある種のポジティブな割り切りも必要になってきます。
なぜなら、どちらかが、あるいは、双方が「相手をコントロールしよう!」となってしまうと、泥沼に嵌まってしまいますので(苦笑)
そして、ここが今回のテーマの最大のポイントですが、墓終(じま)いをするにせよ、しないにせよ、