カスハラもお客様??? ~「お客様」を「お金様」として捉える落とし穴~ 

【 出来る範囲内の最善を尽くす&断固として拒否する 】

では、カスハラや過剰なクレーマーへの対応ですが、

 

自らが提供出来る商品やサービスに「心を尽くす」事が大切であり、それを超えた範囲外のもの提供する必要性はない・・・

そのような(自分の範疇を超えた)ものは、そもそも提供出来ないから・・・

 

というのが真実であり事実であると思います。

そして、実際のお客様であろうと、

 

過度な要求や言いがかりをしてくる人に対しては、それに応える必要性もなく・・・

逆に、きっちりと断りや拒否を伝える必要性がある!!!

 

というのが本来の健全な社会です!

 

勿論、この時の伝え方はTOPICSでも繰り返しコメントしている通り、

 

(過度な)感情ではなく理性を活用する

 

という面を意識して、横柄ではなく毅然とした態度も必要になります!

 

【 私のカスハラ!?実体験 】

今の私の仕事ではカスハラ的な経験や要求をされた事は一度もありませんが、東京で行政書士をしていた時は何度か経験しました(苦笑)

例えば、申請してから許可が下りるまでの標準処理期間が1ヶ月と定められているにも関わらず「1週間で許可を下ろして欲しい!」、許可要件が整っていないにも関わらず「法の裏道を探って何とかして欲しい!」など、、、

勿論、全てちゃんと説明をして断りましたが(笑)

 

ちなみに、当時には書類を偽造したり、挙げ句の果てに役所が発行する許可通知書を勝手に作成して逮捕された行政書士の話も何度か耳にしました(苦笑)

これは、業界全体としても「自分で自分の首を絞める」のと同じ事です!!!

 

このような事は学科も実技もせずに、試験も受けないで「運転免許証だけ発行してくれ!」と言われているようなものです(笑)

幾ら大金を積まれようが出来る事ではないですし、そもそも、そのようなケースがあり得るとすれば、恐くて道を歩くことも出来なくなってしまいます!

 

【 根はマインドコントロール(洗脳)と同じ!? 】

私の行政書士の話にしても、カスハラにしても、そのような事をする人というのは、

 

脅しや宥(なだ)め賺(すか)しが常套手段

 

です。

ちなみに、このような常套手段はマインド・コントロール(洗脳)の「本質」と似通っている面が含まれています!

そして、

 

正当な理由があれば、お客様という消費者側でも、店や店員の側でも・・・

理性からの適切な対応が出来る!!!

 

というのが当然であり自然な流れになるはずです。

では、ここから「お客様は神様です」という発想の視点を少し変形させてみます!