ハロウィンと「マスク」 ~対人恐怖症や広場恐怖症へも繋がりかねない!?~

別の自分になる

 

のと同じ意味になります。
これを裏返すと、

 

本来の自分を隠す

 

というのと、表裏一体である事もお分かり頂けるかと思います。
なお、ここも繰り返しですが、仮装をするのが悪い訳でもありませんし、別の自分になって表現してみよう!というのは、ポジティブな側面も多々あります(笑)

なので、コスプレなどを批判している訳でもございませんし、最初にコメントした通り「(基本的には)楽しむ事も必要な事であり大切な事」が前提となっていますので、誤解の無きようお願い致します!

ちなみに、この種の話題では「お化粧」などが取り上げられる時もありますが、お化粧には「身だしなみ」という観点も含まれておりますので、ご自身が気持ち良く日常生活を送れるのであれば、お化粧をするもしないも、あるいは、どのようなお化粧をしようとも全くの自由です(笑)

 

さあ、ここ迄で、「マスク」はどこに行ったの?あるいは、ハロウィンの仮装や仮面が「マスク」?と思われているかもしれませんね(笑)
ところで、今頃の季節になると、インフルエンザの予防などで「マスク」を着用する人も多くなってきます。
また、私がウォーキングなどをしていると、夏場でも「マスク」をしている人を見かける事がよくあります。
何かのアレルギー症状があったり、あるいは、ご病気などからの回復途上での免疫力を下げない為に、などの理由もあろう事かと思います。

ただ、このように年がら年中「マスク」を着用している人の中には、

 

「マスク」をしないで外出するのは怖い(外出出来ない)・・・

 

という方も少なからずいらっしゃいます。
そして、「少なからず」と言うのは、年々このような方が「増えてきている」というのが本当の意味です。
このように、「マスク」をしないと外出出来ない、人前に出られない、というのは、先ほどコメントしたハロウィンでの、

 

本来の自分を隠す

 

というのと「本質」は全く一緒です。
では、本来の自分を隠す(隠し続ける)と、どのような状況になる(なる可能性がある)かを考えてみて下さい。

 

「あなた」が自分自身を隠し続けていると・・・

相手は「あなた」の事を知りたくても、知る機会が失われ・・・

時には、「誤解を伴ったあなた」という人物像が相手の中で創り上げられ・・・

その事により・・・

益々「あなた」は「本来の自分」をさらけ出すのが怖くなっていく・・・

 

という道のりを辿るケースがほとんどです。
そして、このような方向に心が傾いていく事で、

 

孤独感や(人間)不信を感じるようになり・・・

それが・・・

対人恐怖症や広場恐怖症などの症状として現れやすくなる・・・

 

という面に結び付いていく可能性が極めて高くなっていきます。
そして、先ほどのハロウィンでの一部暴徒化したケースのように、

 

次第に「何が自分」であるのかを見失っていき・・・

本来の自分とは「違う自分」を(生きる為には)表現せざるを得なくなる・・・

 

という面における「本質」も同じものになります。
そして、

 

「違う自分」と・・・

「本来の自分」との間に・・・

「隙間(分離)」が生み出され・・・

様々な側面から・・・

その「隙間(分離)」につけ込まれる怖れが高くなっていく・・・

 

という流れにもなります。
このTOPICSでは正直にお話しますが、この仕組みは、