話しづらいお悩みの一つである性(行為)について ~穢されていないという意識が大切~ 

第212回:『 話しづらいお悩みの一つである性(行為)について ~穢されていないという意識が大切~ 』

【 その他参照ワード:トラウマ、認知行動療法、乖離(解離)現象 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

様々ある悩みの中で、他者に話すのに躊躇いを覚える一つに、「性(行為)」に関する事柄が挙げられます。

そして、女性に多い傾向も見て取れますが、勿論、男性にも当てはまります。

 

【 セラピストの関係性 】

相談者が女性の場合、男性セラピストには話し辛いというケースも多いです。

一方、同性の女性セラピストに話すのも、躊躇いを覚える人も多いです。

 

また、男性の相談者が男性セラピストに話すのは、幾分か敷居は低い傾向があります。

そして、男性の相談者が女性セラピストへ話す、逆に、女性セラピストが男性の相談に応じるケースで、最も「葛藤や抵抗」が生じやすい傾向があります。

 

 

そして、「性(行為)」の悩みに関しては、

 

男性は自分の中に封印して、やり過ごしている

 

というケースが圧倒的に多いです!

 

【 今回のテーマの前提 】

今回は便宜上、前半は「男性&女性という区別」を設けますが、本来は父性と母性も関係」しています。

また、LGBTQや、子どもが授からない、あるいは、子どもを望まない人にも「重なる」部分もあります。

 

故に、ここからの内容は「数ある選択肢」の内の、一つの視点や提案と捉えて下さい!

また、浮気や不倫の「是非」や「善悪」の判断でもなく、「性(行為)の乱れ」に言及する訳でもありません。

 

 

【 残り続けるトラウマ 】

「性(行為)」に関する、最も大きく深い悩みの一つに、

 

強姦やレイプ(現在の強制性交等罪)に関するもの

 

が挙げられます。

これは、犯罪であり、事件です

 

そして、何より、

 

当事者(被害者)の心身に、計り知れない「傷」をもたらす

 

ものなので、決して容認出来るものではありません!!!

勿論、家族や知人なども含めてです。

 

 

私が大学生の時の事です。

犯罪や事件とまでは言えない体験を、女性の友達や、その知り合いのケースも含めて、結構多くの話を聞きました。

 

中には、恋人同士のチョットしたトラブルのように、出来るだけ「軽い感じの話し方」をする人もいました。

しかし、

 

本心(心の奥底)では、恐怖を(今だに)感じている

 

という事が、話を聞きながら、すぐに読み取れました。

 

そして、当時に私が聞いた話の「件数」だけでも、とても驚きました!

ただ、現実には同じような体験を、他の多くの女性(時には男性も)がしている(していた)という事実を、今になって「振り返って」も、とても痛ましさを感じます、、、

 

 

そして、犯罪であり事件である強制性交等罪は勿論の事、恋人同士や夫婦間という「身近な間柄」でも、

 

意に沿わない(性)行為を(強要)された事は・・・

大きく深いトラウマになる・・・

 

というのは「共通」しています、、、