第198回:『 断捨離における「視覚」と「感情」 ~物にまつわる想い出と感情の整理が大切~ 』
【 その他参照ワード:イメージ療法、アポーツ現象 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
断捨離との言葉が使われて久しい中、断捨離を試みた事はありますか???
断捨離とは、不要な「物」を整理や処分する事と言われます!
私は特段収集している物はありませんが、興味がある本や、お気に入りの映画のDVDは、手元に置きたい習性はあります(笑)
【 情報と視覚 】
キャスターの久米宏さんが、以前に次の趣旨の事をTVで話していました。
それは、
『 僕はニュースを読む時には、出来るだけ背景を映さずに、自分だけを映して貰うようにしていた。 』
その理由が、
『 番組を観ている視聴者は、情報量の90%近くを「視覚」に頼っています。 なので、自分の背景に様々な「物」が映り込んでいたり、時には、私がネクタイを直す仕草をしただけでも、(伝える内容ではなく)そちらの方の「情報」が伝わってしまう傾向があるから。 』
【 「物」で伝える 】
数十年前に多くの人が犠牲になった、飛行機墜落事故がありました。
そのニュースを伝える際、一人一人の「名前」を伝える方法もありつつ、久米さんは思案の末に、次の伝え方をしました。
それは、拡大した飛行機の「座席図」の上に、
犠牲になった人数の「靴」を並べる
というものでした、、、
勿論、この「靴」は本人の「物」ではありません。
つまり、「単なる数字」で伝えるのではなく、
『 「靴」という「物」を通して、それぞれの数だけの「人生」を伝える。 』
と話していました。
そして、
『 伝える側が、何かの訴えを押し付けるのではなく、「靴」という「物」の光景の訴えから、観ている視聴者が様々に感じて頂けるであろう。 』
と考えたのが、「理由」であると話していました。
この飛行機事故は、私が小学生の時に起こりました。
その記憶は残っていますが、改めて、当時の「靴」を並べたニュース映像を観た時は、やはり、様々に考えさせられました、、、
「靴」は、誰もが日常的に使用しているものです。
「人生を歩む」との言葉のように、「靴」という「物」には、「人生」という象徴やシンボルの印象が含まれているのでしょう、、、
では、ここから、断捨離に焦点を合わせます!!!
まず最初に、
断捨離の対象になるのは「物」
というのが、出発点です!
そこで、断捨離に「違った角度」からの光を当てます!!!