不等号「>・<・≧・≦」を活用して「本質」を知る ~想像力を活用し一方的を回避する~ 

5≧3は正解ですが、これは、5は3より大きいという意味のみならず、どちらも「3(まで)」を含んでいる

 

という意味です。
では、これに様々な考えや思いの例としてアルファベットを当てはめてみます。

 

A(という考えや思い)≧B(という考えや思い)

 

になります。
これは数字ではなく考えや思いでありますので、厳密にどちらが「大きい・小さい」でも表せませんし、ましてや一概には「正しい・間違い」との表現も当てはまりません。
そして、「≧・≦」においては、

 

「A」と「B」では違いがあっても、共通する「何か」が両方に含まれている

 

という点です。
そして、

 

この共通する「何か」が・・・(様々な状況における)「本質」

 

です。
そして、

 

不等号「≧・≦」の中に存在する、等号「=」で結ばれるものが「本質」

 

となります。
そして、

 

等号「=」を可能にするのが・・・コミュニケーションや対話

 

となります。
つまり、「一方的に過ぎる傾向」や「想像力の欠如」としての、不等号「>・<」のみでは、

 

様々な分断や差別・格差を生じてしまう・・・

 

という点に繋がってしまいます。
そして、先ほど「本質」は「一つのみ」ではなく「多角的な面」がある・・・とお伝えしたのは、逆に数字で表現される「5≧3」などのイメージの方が理解しやすくなるかと思いますが(数値はあくまで仮のものです)、この、

 

等号「=」に含まれる「3(つ)」の共通の考えや思いが存在しているのは事実であり・・・

「(5-3=)2(つ)」においては、構成する考えや思いに相違があったとしても・・・

どちらも「3(つ)」の点では、お互いに「成り立つ」事が可能である・・・

つまり、

(「3(つ)」の)「本質」を探し出す事で、お互いに理解し合える点を、複数見つけ出す事が出来る

 

という状況に変化していきます。
広い意味での「本質」は「ある一点に集約される」とお伝えしましたが、私達が通常の日常生活を送っている中での、人間関係や出来事においては「本質」の「多角的な面」が介在している事がほとんどです。

迷いが生じた際などには、「本質」には「多角的な面」もあり、「違いの面(>・<)」のみに目を向けるのではなく、「共通する面(≧・≦)」にも目を向ける事で、「解決策も複数みつかる」という方向に繋がっていくケースがありますので、どうぞ、自分自身にも他の人にも、あまり厳しい目のみを向けることなく、少し「視野」を広く持ってみて下さい(笑)

 

そして、ここからは身近にある「本質」を知るという、最近の私の体験談をご紹介致しますが、これも批判や非難でもありませんし、私の中の怒りなどの感情を吐露している訳でもございませんので、誤解の無きようお願い致します(笑)
その体験談とは、とあるお寺さんとの間での事ですが、特に最近はお葬式やお墓のトラブルも急増しておりますし、私も行政書士の仕事をしていた折にも、幾つか同種の相談を受けた事もあります。
では、ご紹介して参ります!