「ドラゴン桜」からの小さな簡単な自信の積み重ね ~減点方式と加点方式も~

第142回:『 「ドラゴン桜」からの小さな簡単な自信の積み重ね ~減点方式と加点方式も~ 』
【 参照キーワード:ドラゴン桜、自信、積み重ね、小さな成功体験、加点方式、減点方式 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

ところで、私はこのTOPICSのテーマを考えるに当たりまして、出来るだけ身近で、かつ、多くの方に当てはまりそうな話題をとアンテナを張り巡らしたりしておりますが、このアンテナの中には、セミナーや講座等におけるご質問や、あるいは、カウンセリングなどにおける多くの方の共通点など、そしてまた、季節などの自然の事柄にも目を向けるように心掛けています。
勿論、このアンテナに届いた事柄をダイレクトにテーマとすることもありますが、時には、届いた事柄からの連想・イメージから湧き出てきたテーマをお伝えすることも多々あります。
そして、この3~4月の季節と言えば、やはり「桜」という事柄が挙げられます。
そこで、今回は「桜」からの連想・イメージを活用して「「ドラゴン桜」からの小さな簡単な自信の積み重ね ~減点方式と加点方式も~」というテーマでお届け致します。

 

とは言っても、「ドラゴン桜」って何???ということになろうかと思います。
まず、「ドラゴン桜」とは、10数年前に放映されたTVドラマ(TBS)です(笑)
古いドラマも好きでよく観たりしているので、そのような娯楽も私のアンテナにはよく引っかかります(笑)

この「ドラゴン桜」というドラマは、偏差値36から東大へ現役合格を目指すという高校生の物語です。
似たような題材としては、数年前に実話を元にした「ビリギャル」という映画も上映されていました。
10数年前のドラマということもあり、当時と今では受験の仕組みも変わっている点もあるでしょうし、いわゆる受験に対するショック療法的なデフォルメされた描き方もされておりますが、楽しく気軽に観れる内容ですので興味のある方はご覧になってみるのも面白いかもしれません。

 

そして、このドラマの第6話「英語対決! 勝負だバカ6人」という回があります。
題名からしてデフォルメが多用されていることがお分かりになるかもしれませんね(笑)
そして、この第6話では「出来る」ということと「減点法」というキーワードを読み取ることが出来るかと思いますので、それを元に進めて行きたいと思います。
なお、以下の教師と生徒とのやり取りは、ドラマ内で交わされているセリフと一致するものではありません。
あくまでこのTOPICSを進めて行くための、私のおぼろげ?な記憶とテーマの趣旨に沿った形式でお伝え出来るよう変更しております。

まず、英語の教師が生徒に聞きました。

 

「あなたは英語が出来ますか?」

 

と。
すると、生徒は、

 

「英語は全然出来ない」

 

と答えます。
そこで、教師はさらに以下のように聞きました。

 

「では、何か出来るスポーツはありますか?」

 

と。
すると、ある生徒が、

 

「25m位は泳げるから、水泳は出来るよ」

 

と答えました。
そして、このドラマ内でも描かれていますが、この点に、

 

「出来る」ということ

 

というポイントを見出すことが出来ます。
それは、

 

スポーツであれば少し行えることを「出来る」と言えるのに、どうして英語となれば「出来る」と言えないのか?

 

という点です。
水泳が出来るという点に関しては、25m位は泳げるという事実があります。
しかし、この25mをクロールで泳げるのか、あるいは、平泳ぎでは泳げないのか、また、1分で泳げることが出来るのか、あるいは、泳ぎ切るのに3分かかるのか、といった点はほとんど「出来る」ということに関して考慮に入れていません