20%で出来る心の余裕の創り方 ~心の「隙間」を「隙魔」にしない事も含め~

80%の力で最善を尽くす

 

ということに繋がっていきます。
しかし、実は私達が充実している時というのは、常に100%で活動していることも事実です。
その意味は、

 

80%の活動と20%の心の余裕

 

で成り立っているとも言えます。
そして、この20%の心の余裕が、

 

時には120%の効果を産み出す

 

ということに繋がっていきます。
時にはある一点・一時に集中して全力(100%)以上で物事に取り組まなければならない状況もあるかもしれません。
それはそれで良いと思います。
しかし、継続することが重要な場面では全力以上のことをやり続けることも出来なくなっていく事と思います。

 

そして、ここでの「20%の心の余裕」というのは、実は私達の80%の活動と120%の効果の両方を繋ぎ合わせてくれる媒介として働いてくれます。
つまり、たった「20%」の心の余裕が、「80%から120%」の間を繋ぎ止めてくれる、倍の「40%」を産み出す潜在的な力として、私達のパフォーマンスの手助けをしてくれています。
では、このような「心の余裕」を日常においてどのように創り出すことが出来るでしょうか?

 

そこで、1日の生活をモデルケースとして考えてみます。
私達には1日「24時間」という時間が与えられています。

まず、睡眠に「7時間」を費やすとします。

次に、お仕事や家事などの活動が考えられます。
お仕事であれば「8時間」とひとまず考えられますが、ここでは、通勤時間や準備の為に費やす時間も考慮して、お仕事や家事に「10時間」を費やすとします。

ここまでで、1日の残り時間はあと「7時間」残っていることになります。
では、ここで先ほどからの「20%」に登場してもらいます。
そして、計算をしてみます。

 

「7時間」 ☓ 「20%」 = 「1.4時間」

 

となりました。
では、さらに計算を続けます。

 

「7時間」 - 「1.4時間」 = 「5.6時間」

 

となりました。
では、この「5.6時間」と「1.4時間」の意味を見ていきます。

先ほどお仕事や家事において「10時間」の時間を取りました。
そして、この「10時間」の内には、お昼を食べたり休憩したり出来る時間も含まれています。

つまり、この「5.6時間」の活用法には、朝食や夕食、お風呂、家族や夫婦や友達などとの会話、ショッピング、読書など、毎日必要な行いや、時には行う活動などが取れる時間になります。
しかし、この「5.6時間」の時間以外にも、

 

まだ、あなたには「1.4時間」の時間が残されている

 

ことになります。
この「1.4時間」の活用法には、先ほどの会話や読書やショッピングなどをさらに充てることも出来ますし、あるいは、あなたにとって一人で何かを考えたり、勉強したり、といった静寂な時間に充てることも出来ます。
そして、実はこの「1.4時間」の時間が残されているということを意識することが、

 

心の余裕を創り出す

 

ということに繋がっています。
そして、それはたった「20%」で創り出すことが出来ます。
24時間の内の「20%」ではありません
すでに、睡眠、そして、お仕事や家事の時間は前もって必要なものとして時間を確保しています。
そして、日々必要な活動としての「5.6時間」も必要なものとして時間を確保しています。
そして、このように必要な時間を確保しつつも、