【 物質と反物質と対消滅 】
現在のノーベル賞を受賞している物理学などの分野では、この量子力学を基にして発見された「反物質」という概念が証明されています。
この「反物質」に関しては以前にもTOPICSで少し触れていますが、この「反物質」の特徴として、
「物質」と「反物質」が同じ割合で出会う(衝突する)と双方共に消滅してしまう
という点が挙げられます。
例えば「物質1.0」と「反物質1.0」が出会うとお互いに消滅し、「0 = 無」になってしまうという現象です。
これは「対消滅」と呼ばれています。
【 ドッペルゲンガーと対消滅 】
では、「ドッペルゲンガー」に話を戻します!
先ほど「ドッペルゲンガー」を体験した人は「亡くなる!?」という噂があることに触れました。
ここから先は、私の全くの個人的見解であり真相は分かりませんが続けていきます!
もし仮に「ドッペルゲンガー」と「パラレルワールド」が結び付いている現象と考えると、どうなるでしょうか???
先のように「物質1.0」と「反物質1.0」が出会うと確かに双方共に消滅してしまいます。
では、仮に今この時点に意識の焦点を合わせている「この世のあなたを物質1.0」と仮定します。
そして、「パラレルワールド」では選択と決断の違いにより無数のあなたが同時に存在しています。
仮に、あなたが今この世で「ドッペルゲンガー!?」と思われる現象を体験したとしても、それはいわゆる「パラレルワールド上の反物質1.0のあなた」と出会うことは、ほぼほぼあり得ないことになります。
なぜなら、繰り返しですが無数のあなたが同時に存在しているからです!
つまり、仮に出会ったとしても、その出会ったあなた自身は、
0.00000、、、、、1の割合のあなた自身(1.0に満たないあなたという反物質)
になります。
つまり、仮に出会ったとしても、それはこの世の「反物質1.0のあなた自身」ではなく、無数にある選択と決断をしたあなたの「一側面(1.0に満たないあなた)」でしかないということです。
もしかしたら「ドッペルゲンガー」という現象と、それを体験した人は「亡くなる!?」という噂が結び付いているのは、このような「物質」と「反物質」の関係における「対消滅」という現象が理論と実験で証明される以前に、何か肌で感じ取った結果から導き出されたものなのかもしれません、、、
そして「離魂病」でよく例えられる説明ですが、例えばあなたがボッ~とソファーでくつろぎながら、夢うつつの白昼夢の状態でいるとします。
すると後日あなたのお友達が、まさにあなたがそのような白昼夢の状態でソファーにいた時間帯に「あなたがどこそこで買い物しているのを見たよ!」などの話がよく引き合いに出されます。
なお、「離魂病」は「夢遊病」と同じという見解もありますが、「夢遊病」は意識はどうあれ実際の体を伴った行動ですが、「離魂病」は実際の体を伴っていないという点から、両者は違うのでは????と個人的には思っています。
ボッ~とするのが悪い訳でもないですし、時には心の赴くままに空想したり、想像力に浸ることは心の洗濯にもなります!
しかし、常に「心ここにあらず」という状態に陥るのは、やはり望ましい状態ではありません。
今回は「ドッペルゲンガー」と「パラレルワールド」を結び付け、そして「離魂病」も取り上げました。
真相はそれらのいずれも分かりませんが、「ドッペルゲンガー」と「離魂病」の現象、そして、それにまつわるある種のネガティブな噂というのは、
「今」に「心」を保つことが大切ですよ
そして、
無数にある現実から「今」という選択・決断をしたあなた自身を大切にして下さい
というメッセージが隠されているのかもしれません、、、(笑)
今回は「ドッペルゲンガー」というスピリチュアルな見解と、「パラレルワールド」という科学の検証を結び付け共通点を見出そうというテーマでした!
同様のテーマとしては、臨死体験(参照TOPICSはこちら)や体外離脱などの「意識」という側面からも見出せる余地もあります。
古来から宗教と科学は対立し戦争も引き起こしてきました。
また、現在でもスピリチュアルと科学は対立構造の部分もあります。
スピリチュアルと宗教も同様の関係です。
しかし、それぞれを組み合わせる、あるいは、それぞれの視点を変えることで「共通点」が見出せることもあるかもしれません。
先頃にはイギリスのEU離脱によりイギリスそのものが分裂するのでは!?という危惧も持たれています。
以前のTOPICSでもお伝えしていますが、宗教、科学、スピリチュアル、戦争、そして、イギリスの課題も共通しているのは「分離」という視点です!
そして、これを解決していくのは「共通点」を見出すことにあるのでは!?と個人的には思っています。
「心」と「体」の分離、「自分」と「他者」との分離、そして「自分自身の中」での分離など様々な側面はありますが、最近「自分という中心」が揺らいでいるのでは???と感じる際は、どこに「分離」が生じているかを探すことで一助になるかもしれません。
なお、「分離」と「違いを尊重する」という視点は異なるものなので、この点も考えてみて下さい!
※ 関連TOPICSはこちら
・ 『 並行現実(への移行)は救世主になり得る??? ~無意識の意識化~ 』
そして、ここから先は全くの余談ですが、今の時期しかコメント出来ないので考えてみて下さい、、、