心と体が一緒に反応した、あなたへのメッセージ
とも捉えることも出来ます。
そして、反応が生じた直後では、この反応が「どこから来ているのか?」ということにはなかなか気づきにくい面もあります。
例えば、カウンセリングなどを受けていて、ある瞬間「ドキドキ感」が生じたとします。
そして、その後、何か「心が軽くなった」あるいは「安心感」が生まれてきたとします。
実は、この「ドキドキ感」は、「よく気づいたね!」というその人自身の心と体からの贈り物とも言えます。
しかし、当の本人はそのことに当初は気づきにくい状況にあります。
そこで、当初にその答えを探そうとすると、「 ドキドキ感 = 恋愛感 」と思い違いをしてしまうことが起こることもあり得ます。
つまり、この種の心と体の反応に対して、
自分なりに「別の再定義」をしてしまっている
ということになります。
本来は、
「自分の中の答え」を見つけたことに対しての反応が、「相手の中に答え」を見つけた!
というように「別の再定義」が行われた結果であるかもしれません。
そして、このような「別の再定義」をしている状況というのは、日常でもいくつもあります。
何らかの状況に対して、いつも同じような反応をしてしまう際などは、「相手の中の答え」という「別の再定義」をしているケースも見受けられますので、もし、このような状況の時には、「相手の中の答え」である「別の再定義」に焦点を合わせるのではなく、「自分の中の答え」に焦点を当ててみて下さい。
ちなみに、このような「別の再定義」は、DV(家庭内暴力)や虐待の場面などでも、自らの身を守るために無意識に活用しているケースもよく報告されています。
今回の映画のセリフや受講時の注意点のような発想は日本ではなかなかお目にかかれないケースでもあります。
国により、また、文化の違いにより生み出される発想という側面もあることと思います。
アメリカでは自分専属のお抱えセラピストを活用している人は日常的に多いですし、よく映画でもセラピーを勧めたり、受けている場面は頻繁に見かけます。
また、イギリスなどでは王室が昔からヒーリングやセラピーを活用していることにより、国全体としてもかなり日常的に根付いています。
この国では、いわゆる幽霊が出現するホテルやお家などは、相場より料金や家賃が高く、また、とても人気があるというように、日本とはこの点に関しては全くの正反対とも言えるかもしれません。
しかし、国や文化は違えど、同じ人として理解し共通している部分は少なからずあることと思います。
余談ですが、S.Light.Mにおいて行っている各種認定講座においても、雑談形式で今回のようなお話を伝えています。
男性セラピストが女性のクライアントに接する際などは、優劣関係がつきやすい傾向がありますので、男性には自制心を保ち、決して女性のクライアントに優劣関係などを使用しないようにお話しますし、女性セラピストであれば、今回のテーマのような思い違いという「別の再定義」から男性のクライアントに執拗に迫られる可能性もありますので、そのような折は毅然とした説明と態度を取るようにお話しています。
GWも始まりますが、是非素敵な「ドキドキ感」を感じて、楽しい連休をお過ごし下さい!
ちなみに、シータ波に関しては2017年5月6日の第148回目のTOPICS『 シータ波で行うスプーン曲げ ??? 』などもございます!
※ カウンセリング等をご検討の際には、私が登録相談員をしております以下のリンク先も参考になります。