好きな歌から自分を知る ~前世療法やインナーチャイルド療法と同等の効果も~

まず、「小さい頃に好きだった歌だが、今はほとんど聴いていない」ケースです。
小さい頃というのは、良くも悪くも、「とても素直」な状態です。
いわゆる常識というものに捕らわれていないため、感情で動く場合がほとんどです。
まさしく、感じて動くという「感動」に溢れている状態です。

 

小さい頃に好きだった歌は、その当時の自分が、これから先の人生を希望に溢れたものにするための、自分へのエール(応援歌)であったかもしれません。
もし、今、何か小さい頃に好きだった歌を思い出した方は、「今」の自分が忘れかけているもの、あるいは忘れてしまったものを、再び手にするチャンスが訪れているのかもしれません、、、、、

 

また、小さい頃の歌の中には「苦い思い出」もあるかもしれません。
それは、ケガをした記憶かもしれませんし、何かをやらかして親に怒られた思い出が蘇るなどのケースもあることでしょう。
そのような歌の場合は、当時の感情を思い出し、当時の「小さかった自分」を慰め、抱きしめ、そして「大丈夫だよ」と励ましてあげて下さい。
「小さかった自分」が癒されることにより、「今の自分」にも変化が訪れるかもしれません、、、、、

ちなみに、これは簡単な年齢退行療法(インナーチャイルド療法)と一緒であり、自分で出来る手法になり得ます。

 

次は、「今とても好きな歌」のケースです。
このTOPICSをお読みになって頂いている方々は、思春期から高齢の方など様々なことと思われます。
その中で共通しているのは、「自我」が確立されているという点です。

 

このケースでは、「歌詞」に着目してみて下さい。
歌詞の内容は、悲しい内容かもしれませんし、希望溢れる内容であるかもしれません。
「喜怒哀楽」に満ちた、様々な歌詞であることでしょう。

 

これは「今の自分」を知る手掛かりになります。
悲しい内容であれば、自我が発達した後の悲しい出来事を手放せないでいるケースもあるかもしれません。
もし、そのようなケースであれば、自己憐憫に陥らないよう、過去を手放すチャンスが訪れているのかもしれません、、、、、

 

また、希望溢れる内容であれば、「今」思い描いている「未来」へのエール(応援歌)になっているかもしれません。
その歌詞の中に「叡智」が含まれているのかもしれません、、、、、

 

なお、悲しい歌が悪く、ポジティブな歌が良いというのではありません。
日常生活を送る上では落ち込むこともありますし、それを見つめるために悲しい歌を聴いて慰められることもあることでしょう。
「喜怒哀楽」を感じ、楽しんでみて下さい。

 

もし、歌詞はそれほど好みではないけれど、メロディーが好きという歌であれば、自分の中で歌詞を変えてみて下さい。
どこかで発表したり自作CDなどを販売しなければ、自分の心の中のことですので大丈夫です。

 

最後は「小さい頃から今でも好きな歌」のケースです。
前世療法行っている私の見解からすると、これは、

 

あなたの「魂の資質」

 

であるかもしれません、、、、、
幾度もの前世での艱難辛苦を経て

 

「今」輝いている「あなたそのもの」

 

であるかもしれません、、、、、
心地よい歌と感じるならば、どうぞ魂の資質をドンドン伸ばしてみて下さい。
好きだけどあまり心地よくない歌詞もあると感じる歌ならば、心地よくない歌詞に着目して、その感情を手放してみて下さい。
その感情に気づいてしまえば、それはもうこれ以上大きくする必要はありません。
前世からの「自分を浄化」させるチャンスが目の前に来ているのかもしれません、、、、、

 

好きな歌では様々なケースがあります。
これから忘年会などでカラオケを歌ったり、聴いたりする機会も多いかもしれません。
他の人が歌っている歌を聴いて、その歌っている人の新たな内面を発見するチャンスにもなり得ます。

 

今回ご紹介したケースはあくまで、「そういうこともあるかも?」という感じですので、歌に触れる機会の多い時期ですので、今回のご紹介したケースに縛られず、歌を通して色々と「自分探し」を楽しんでみて下さい。

 

そして、ここから先は余談ですが、BGM(効果音)について少し補足します。