第41回:『 開花 ~「冬来たりなば春遠からじ」という飛躍のための準備期間~ 』
【 参照キーワード:桜、梅、開花、自然 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。
県内においても開花の便りが聞かれるようになりました。
今年の開花は例年よりも10日程早いそうです。
昨年は12月からの大雪でどうなることかと思った方も多いと思いますが、こうして開花が例年より早く、そして確実に春が到来することを思うと、自然というのは凄いですね。
開花と聞くと「梅」や「桜」を思い浮かべる方も多いと思います。
「梅」は「暖かさ」を感じ取ってから開花の準備を始めるそうです。
そして、「桜」は「寒さ」を感じ取ってから開花の準備を始め、そして「暖かさ」と共に開花するのだそうです。
つまり、昨年の12月頃に、私達が大雪でヤキモキしていた頃、「桜」は、
「開花の準備だ!」
と感じ取り、そして、それから数ヶ月の準備を経て、今まさに開花しようとしています。
よく人の人生は「四季」に例えられることもあります。
それは、いかに「冬」の時期であろうとも、次には必ず「春」がやってくるというものです。
同じような例えとしては、
「夜明け前が一番暗い」
という表現もあります。
私達はいわゆる人生の「冬」の時期にいると考えてしまうと、なかなかその先の「春」のことが考えられなくなってしまいます。
また、その先の「春」を飛び越えて、次の「冬」のことを考えてしまいがちです。
確かに、人生の「冬」の時期に、そのように考えてしまうのも、心情・気持ちとしてよく理解出来ます。
そこで、「桜」はその「冬」の時期に、「開花・春」への準備を始めることを考えると、私達の人生も「冬」と思える時期に、何か変化の兆しを捉え、そして何かを行動に移す・準備するということが、自然から学べる智慧なのかもしれません。
日本では「桜」に思い入れを持っている人々が多いと思います。
それは、私達の中で、何か「桜」に感じ入る部分が、無意識ながらもあるのかもしれません。
人生の全ての「答え」は自然の中に溢れている、という見解もあります。
是非、外出などの折には、「桜」もそうですが、「つくし」や「たんぽぽ」、そして「蝶々」も飛び交う季節になりますので、自然を楽しんでみて下さい。
ちなみに、今回と関連したテーマと致しましては2022年7月2日の第414回目のTOPICS『 多様な生命から人間という自分を知る ~私の蝶育て奮闘記!?も(笑)~ 』、2017年12月17日の第180回目のTOPICS『 人生の「ホワイトアウト」においては・・・ 』などもございます。