第12回:『 潜在意識から見る詐欺対策 』
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。
今回は、潜在意識の観点からの詐欺対策について考えてみたいと思います。
昔から詐欺はありましたが、オレオレ詐欺に始まり、近頃では詐欺の内容も複雑化そして多様化・巧妙化しており、詐欺であると気づかない場合も多々あると聞きます。
私も行政書士をしていた頃、知人などから詐欺の相談を受けたこともありますし、催眠商法やネズミ講的なセミナーに、勉強のためにこっそり行ってみたこともあります。
ちなみに、S.Light.Mにおいて行っているのは「催眠商法」ではなく、「催眠療法(ヒプノセラピー)」ですので、誤解なきよう、そして、ご安心ください。
潜在意識からの詐欺対策と題していますが、そのポイントは「怖れ」です。
つまり、連絡を取ってきた人(詐欺を行う人)が、あなたの中の「怖れ」を利用していないかどうかに、「気づく」ことです。
「怖れ」にも色々あります。
例えば、せっかくの儲け話に乗らないことによりお金を損するのではないか?という「金銭に対する怖れ」。
あるいは、その儲け話しに乗った人と較べて、自分も乗らないと損をするのでは?という「比較の怖れ」。
また、子どもが痴漢をした(実際にそのような事は行っていないのですが)ので、密かに示談(必要のないお金を払う)を行うなどの「世間体に対する怖れ」。
この他にも色々な「怖れ」があると思います。
つまり、あなたの中の、このような「怖れ」を巧みに突いてきていないかどうかに、「気づく」ことです。
世間において正当な商売を行っているケースで、あなたの中の「怖れ」を利用する商売はあるでしょうか?
例えばスーパーなどで、「この野菜を食べないと病気になるよ」とか。
勿論、「怖れ」を利用していないケースでも、あなたが自ら「怖れ」を作り出していることもあるでしょう。
ただし、専門の医師などから「ここを改善しないと悪くなりますよ」などの診断や治療は今回のような「怖れ」を利用している訳ではないので、誤解なきようお願い致します。
もし詐欺と思われる連絡などがあった場合には、詐欺というのはほとんどが金銭絡みですので、あなたの中の「金銭に対する怖れ」を突いてきていないかどうかを考えてみてください。
そして、警察や行政などのHPやパンフレットも大いに活用して、どうぞ詐欺を見抜けるよう、自分を律してみてください。
そして、一人で悩まず、行動を起こす前に、必ずご家族や警察・行政の人など誰でもいいので、第三者に相談するようにしてください。