第123回:『 念の強さと理性 -特殊詐欺から身を守る&アメリカ大統領選から- 』

こんにちは、レイキ ヒーラー&ヒプノセラピストの瀬川です。

先日来、青森県内では初雪や初積雪を観測し、次第に冬の装いが増してきていますが、毎年の事とは言え、勘を取り戻すという意味でもお車の運転や歩行時の転倒などにはお互いに気をつけていきましょう。
そして、年の瀬が近づくにつれて特殊詐欺も起こりやすくなりますし、また、先日のアメリカ大統領選などの話題から共通点を見出してみようと思い、「念の強さと理性 -特殊詐欺から身を守る&アメリカ大統領選から-」というテーマをお届け致します。

 

ところで、私は大学において法学部に所属していたこともあり、その当時「ナニワ金融道」(青木 雄二:講談社)という漫画が民法を学ぶために活用されたりと、周りの学生もよく読んでいました。
また、東京で行政書士の仕事をしていた折は、貸金業登録申請の業務も行っていた事もあり、その際も参考になる部分もありました。
この漫画はその後、SMAPの中居正広さんが主演してフジTV系列でのドラマにもなり、DVD(全6巻)もレンタルされたりしています。

 

この漫画の内容は、主人公である灰原達之が金融会社(いわゆる高利貸しです)に勤め、法律の抜け穴を活用したり、また、違法・非合法な手段にも手を染めて借金の取り立てをしていく中で、自分なりの金融道を模索していくというストーリーです。
そして、特に漫画本における表現方法は、暴力的であり、品も無く卑猥であり、H(エロティック)でもあるという「きわどい」手法が満載されています。

そして、そこで描かれている世の中・社会の情勢もかなり「どぎつい」内容が描かれています。
なお、この漫画で活用されている法律については当時のものであり、現在では法改正が行われているものも多々ありますので、全てが必ずしも現在と合致するものではない点はご留意下さい。
また、あくまで一部のケースであり、全ての金融に携わる仕事や会社・人に当てはまる訳では勿論ありませんので、ご理解下さい。

そこで、なぜ私が今回この「ナニワ金融道」を題材として取り上げたかと言うと、

 

現在の世の中・社会でも、形や内容を変えて同じようなことは起こっている

 

ということを意識してもらうためです。
金融業というのは債権の貸し付け・回収は勿論ですが(なお、一部の債権の回収についてはサービサー法が適用され許可を得た特定の会社しか行えないケースもあります)、基本的には利息が利益となっていく業態です。
この主人公の灰原達之は勿論、その勤め先である帝國金融という会社を上げて、非道・非情な取り立てに加え、出来るだけ利息を多く回収出来るように、貸し付けの段階からあの手この手を仕組んでいきます。

言わば、先ほどの「きわどい」「どぎつい」が満載のやり方ですが、一点ここで注目すべきポイントがあります。
それは、

 

お金に対する念の強さ

 

です。
そして、この漫画では現在でも行われているマルチ商法なども紹介されています。
そして、それは身近な人間関係を根こそぎお金の関係に変えてしまうということが「きわどい」「どぎつい」表現で描かれています。
つまり、マルチ商法に手を出した暁には、人間関係は全てが破綻し失われてしまいますが、手元にはお金が残るという目論見を暴(あば)く趣旨です(なお、ネズミ講と違い、マルチ商法は連鎖販売取引と称され基本的には合法ですが、特定商取引法の規定を逸脱した形態は違法となり、法を逸脱しているケースも実際には多数存在することと、そのようなマルチ商法に手を出すと、人間関係のみならず、お金も手元に残りませんし、ケースによっては借金を抱えるのみならず、検挙・逮捕なども実際に起こりますので、手を出さない方が良いと個人的には思います)。

 

マルチ商法を例として挙げましたが、この漫画においては、このようなお金に対する念の強さが、現実社会においてどのように物事や出来事に組み込まれ、その後もどのように事が運ばれていくかという側面が多数出てきます。
そして、このTOPICSをお読み頂いている皆さんの中では、嫌悪感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、

 

動機が正しいものであれ不純なものであれ、方法が適切なものであれ不適切なものであれ、念の強い方が物事を実現化しやすく引き寄せやすくなる

 

という側面が実際にはあります。
勿論、そのような不純な動機、そして、不適切な方法で実現化し引き寄せた物事や出来事が、その後どのように推移して結果的にどうなるかは別の問題ですが。

 

現在の特殊詐欺というのはまさに手を変え品を変え、思いつくあらゆる方法で騙そうとし、そして、それを実際に行動に移して起こっている出来事です。
そして、このような動機や行動に着手させる原動力?は、やはりお金に対する念の強さも関係しています。

 

では、このような特殊詐欺から身を守る方法としてどのような手段が考えられるでしょうか?