第420回:『 朱に交われば赤くなる事の危険性 ~同調圧力も含めた善悪功罪という両面~ 』
【 参照キーワード:戦争、銃後、国家総動員法、緊急事態条項、国防婦人会、市川房枝、婦人参政権 】
S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!
今はお盆休み中でもあり、終戦祈念日も間近です。
そして、今年はウクライナとロシアの戦争も起こり、未だに終息も見えない状況です。
また、世界各地では内戦も含め、常に何かしらの紛争が絶えないのが現状です。

【 「反映」という視点を活用する 】
ところで、これ迄のTOPICSでは、戦争そのものは、あまり取り上げていませんでした。
なぜなら、
物事や出来事は大なり小なり、それぞれを「反映」している
との視点を伝え続けている事から、
戦争の「本質」も・・・
私達の日常の身の回りの出来事に、必ず「反映」されている!!!
からです!

そして、今回のテーマに《 危険性 》と銘打っていますが、
「朱に交われば赤くなる」との言葉には・・・
善悪功罪「両面」の意味が備わっている・・・
というのが事実であり真実です。
故に、これもTOPICSで幾度も伝えている、「(過度な)二者択一に陥らないように」との視点の「反映」になります。
そして、同じく最近のTOPICSでは、
最も問われるのは「真の動機」!!!
との視点を繰り返し伝えています!
では、番組『 NHKスペシャル 』(NHK)から「 銃後の女性たち ~戦争にのめり込んだ “ 普通の人々 ” ~ 」(2021年8月放映)の回を眺めますが、
私達の日常の身の回りの出来事に存在する(潜んでいる)、「真の動機」は何か???
という視点を「意識」して、眺めて下さい!

【 「銃後」が作った流れ 】
ます最初に、
《 銃後 》とは、戦争などで・・・
「直接的」な戦闘などには加わらないが・・・
「間接的」な後方支援などに協力する・・・
という意味です!
「戦前・戦中」の日本には、会員数1千万人と言われる国防婦人会がありました。
国防婦人会は大阪の港町で誕生し、当時、日本国内では「最大の女性組織」でした。
ここには、
「普通」の主婦が所属し・・・
近隣の女性達に「戦争の協力」を求め・・・
兵士達(息子達など)を「熱狂的に」戦地へ送り出した・・・
と言われます、、、

しかし、何故、ここまで《 のめり込んで 》いった「背景や事情」は、あまり調査されていませんでした。
そして、主な活動内容が、
戦争を《 経済面 》から支える為に、地域ぐるみで国債を購入したり・・・
戦死者が出た家を訪れては、《 英霊 》と称える活動をしたりなど・・・
《 物心両面 》で戦争の後方支援に協力する・・・
というものでした、、、