時には綺麗事で心の洗濯を ~「美女か野獣」というメタファーより(笑)~

第419回:『 時には綺麗事で心の洗濯を ~「美女か野獣」というメタファーより(笑)~ 』

【 その他参照ワード:ドラマ、松嶋菜々子、福山雅治 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング・各種セミナー&認定講座)の瀬川です!

まず最初に、

 

時には、心の洗濯をする事で・・・

これ迄は気づいていなかった(目を背けていた)・・・

澱(よど)みや濁(にご)りに・・・

気づきやすくなる・・・

 

という側面があります。

 

そして、心の洗濯が脳裏に浮かんだ時には、

 

変化が必要という事に・・・

既に、気づいている証!!!

 

です!

 

 

では、「メタファー(物語や比喩・暗喩)」として、ドラマ『 美女か野獣 』(フジテレビ)の第9話を少し眺めます!

 

【 概要と登場人物 】

舞台は視聴率低迷に喘(あえ)ぐ、ニュース番組の報道部門です。

そして、テレビ局のお偉いさんが視聴率アップの画策をする所から、物語が始まります。

 

では、登場人物の紹介です!

 

《 松嶋菜々子 さん 》:

ニュース番組のチーフプロデューサーです。

視聴率アップの為に、テレビ局のお偉いさんから高額報酬で引き抜かれました。

松嶋さんも視聴率や数字が絶対的な「善」と考え、目的達成の為には、なりふり構わずのスタンスです

 

《 福山雅治 さん 》:

ニュース番組のディレクターです。

バラエティ番組のディレクターだったものの、誤解が元で報道部門に左遷されて来ました。

 

《 佐々木蔵之介 さん 》:

ニュース番組で放映する、様々な事件などを追う現場記者です。

 

では、ここから1週間の出来事の始まりです、、、

 

 

【 月曜日:数字を追って事件を見過ごす 】

試行錯誤したものの、未だに視聴率は伸び悩んでいました。

故に、松嶋チーフは1週間で、何がなんでも数字(視聴率)を取る事を決意します!

 

なぜなら、役員会でお偉いさんから、引き抜いたものの期待外れと嫌みを言われ、番組の打ち切りも検討すると告げられたからです。

そして、打ち切りの最終確定には、今後1週間の数字を見ると役員会で決定されました。

 

そこで、視聴者層の調査をした所、35歳以上の女性離れが判明しました。

故に、松嶋チーフはニュースの中身を、35歳以上の女性をターゲットにする方針を打ち出します。

 

すると、現場の記者から異論や反対が続出します。

しかし、松嶋チーフの鶴の一声&トップダウン(上意下達)が出され、「ラーメンランキング50」との企画で、月曜から金曜までカウントダウンする放送を決定します。

 

番組が打ち切られたら元も子もない!!!と、現場の記者も半ばやけくそで取り組む事となりました、、、

 

 

すると、佐々木記者が学生時代に訪れ、感激したラーメン店を思い出しました。

その店は水の里と呼ばれる村にあり、井戸水を使った美味しいラーメンで、未だにどこも取材していないので話題性もあると、取材の提案をします。

 

松嶋チーフ:
『 とにかく今週はなりふり構わず数字を取りにいきます、いいですね! 』

 

福山ディレクターも加わり、報道部門総出でラーメン店の取材が始まりました!

 

しかし、慣れない事はするものではないかの如く、記者は食レポの経験もない中、1日に何杯ものラーメンを食べる羽目になりました。

そして、色々な愚痴や不平を吐きながらも、取材を進めました。

 

そして、佐々木記者が提案したラーメン店を訪れると、既に閉店なっていました、、、

 

 

佐々木記者は事情を聞く為に、元店主に声を掛けるものの、口を利いて貰えません。

すると、村民の一人が「村の井戸水が飲めなくなったで、閉店を余儀なくされた」と教えてくれました。

 

佐々木記者は村民達を引き連れ、「川の近くに金属工場が出来てから、川の匂いや井戸水の味が変わった」と松嶋チーフに告げます。

更に、村民達は県に工場の調査を依頼したものの、

 

県が工場を誘致した手前もあり・・・

県は調査をしない・・・

 

という状況に加え、土曜日には第二工場が新たに稼働する予定でした。

故に、佐々木記者は工場の稼働を阻止する為の特集番組を組み、村民達の力になると約束しました、、、

 

松嶋チーフ:
『 あなた今週中に視聴率上げなきゃいけない事を分かってる!? そんな小さな村の汚染問題を取り上げる余裕はありません! 』

 

 

佐々木記者も渋々ながら承知し、ラーメンランキングの取材を継続します、、、