人となり・・・・・とは? ~思い・言葉・行動の見える化を活用してみる~

第86回:『 人となり・・・・・とは? ~思い・言葉・行動の見える化を活用してみる~ 』
【 参照キーワード:人となり、嘘、ダブルスタンダード、ハレーション、ボディーランゲージ 】

S.Light.M(カウンセリング・ヒプノセラピー・レイキヒーリング)の瀬川です。

ここ最近は、女性タレント、そして(元)国会議員の不倫について色々騒がれていました。
また、政治家によるお粗末、あるいは幼稚(幼稚というのは子どもに対して失礼かもしれませんが)な失言も多発しています。
そこで、今回は「人となり・・・・・とは? ~思い・言葉・行動の見える化を活用してみる~」というテーマで進めていきたいと思います。
なお、今さらながら不倫の是非を考える訳ではありませんし、話題の人物を裁くことでもありません
このTOPICSをお読み頂いている皆様は、自分でキッチリと思考できる力がありますので、ご自身なりの見解を大切にして下さい

 

そこで、「人となり」を進めていくに当たり、方程式のような図式により、ビジュアルも通して進めていきます。
その中で、「≠」という記号が出てきますが、これは「イコール(=)ではない」という等号否定の意味になっています。

それでは、まず、私達の行動様式を簡単に図式化してみます。
それは、

 

「 思い 」 → 「 言葉 」 → 「 行動 」

 

というように表せるかと思います。
私達は心の中で何かを「思い」、そして、その「思い」を「言葉」を通して表現し、そして、最終的に「行動」を起こしているという意味です。
あくまで簡略化した順番ですが、実際はこれら一連の流れが一瞬にして、そして、無意識で行われていることも多々あります。

このような一連の流れが総体として「人となり」となって表現されています。
つまり、

 

「 思い 」 + 「 言葉 」 + 「 行動 」 = 「 人となり 」

 

というように図式化できます。
では、今回不倫で話題になっている人物はどうでしょうか?
おそらく、

 

「 思い 」 = 「 行動 」 ≠ 「 言葉 」 → 「 人となり 」

 

となっていると思われます。
つまり、心の中で「思って」いることと「行動」は一致しています。
しかし、

 

「 言葉 」 が一致していない

 

ということになります。
平たく言えば「嘘」という表現になるでしょう。
本来であれば全てが一致して「人となり」となって表れるはずが、「言葉」が一致していないことにより、何か違和感のような、あるいは人によっては嫌悪感が生ずることと思います。

では、失言についてはどうでしょうか?
おそらく、

 

「 思い 」 = 「 言葉 」 ≠ 「 行動 」 → 「 人となり 」

 

というように表せるかもしれません。
つまり、「思って」いることと「言葉」は一致しています。
しかし、

 

「 行動 」 が一致していない

 

ということになります。
「行動」が一致していないというのは、

 

「誤解を与えたとすれば、、、」 あるいは 「不愉快な思いをさせたとすれば、、、」

 

発言の撤回や謝罪をします、というように「条件付き」で「行動」しているということです。
この「条件付き」という所に違和感を感じているのかもしれませんし、心の中ではそのように「思って」いないなぁと判断されがちになるということです。
つまり、誤解と捉えていない人には発言の撤回も謝罪も必要ないということです。
ここでは、